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《集団暴行死〉「俺は殺してない…誰かがトドメを刺した」主犯格男も初公判で責任をめぐり食い違う供述…「俺が一番頑張った」と被害者から9万円強奪しながら「川村、八木原に指示された」

《集団暴行死〉「俺は殺してない…誰かがトドメを刺した」主犯格男も初公判で責任をめぐり食い違う供述…「俺が一番頑張った」と被害者から9万円強奪しながら「川村、八木原に指示された」

2024年10月、北海道の江別市で千葉県の大学生、長谷知哉さん(20)が集団暴行を受けて死亡した事件。強盗致死罪などの罪で起訴された男女6人のうち、主犯格とされる当時18歳の元アルバイトの川口侑斗被告と当時17歳の少年の裁判が7月13日に始まった。

涙を見せ謝罪をした“主犯格”とされる男

「俺は殺していないです。亡くなったなら、誰かが“トドメ”を刺したんだろうと思いました」

15日の被告人質問で、川口被告は被害者が亡くなった時の心境について問われると、そう答えた。

事件を巡り起訴されたのは、長谷さんの交際相手の八木原亜麻被告(当時20)とその友人の川村被告(当時20)、当時18歳の元アルバイトの川口侑斗被告、同じく当時18歳の元高校生・瀧澤海裕被告、そして当時17歳、16歳だった少年2人の計6人。

このうち5月から札幌地裁で行われてきた3名の判決が6月25日に下され、川村被告には懲役30年、瀧澤被告には懲役20年、16歳の少年Dには懲役9年以上13年以下の不定期刑がそれぞれ下された。

「裁判では、長谷さんに対する2時間にも及ぶ執拗な暴行の一部始終や、現金やクレジットカードを奪い取った後に全裸の長谷さんを放置してラーメンを食べに行った被告らの異様な行動が明かされた。強盗致死罪は原則、死刑か無期懲役と定められている極めて重い罪。

検察は『自分の意思で暴行し、責任は軽微ではない』と主張したが、いずれも主導的な立場ではなく、死への寄与が限定的であるなどとして有期刑の判決となった」(社会部記者)

このうち瀧澤被告と少年Dについては検察側、弁護側ともに控訴せず、刑が確定。一方、川村被告は7月9日に判決を不服として控訴。無期懲役を求刑していた検察側も同日に控訴している。

こうした状況の中で始まった“主犯格”とされる川口被告の裁判。5月26日に行われた川村被告らの第2回公判では川口被告が入廷するも、「宣誓はしません。もう少しで自分の裁判があるからです」と宣誓・証言を拒否していただけに、何を語るかに注目が集まっていた。

「13日の初公判で川口被告は検察の起訴内容を認めたうえで、『本当にひどいことをしました。申し訳ありません。この裁判で正直に話します』と謝罪。起訴内容が読み上げられる場面では、時折涙をぬぐう仕草も見せていた」(同前)

被告人質問で語った過去の喧嘩と被害体験

過去の証言拒否から一転、反省の色を見せた川口被告。

15日の被告人質問では、自分の過去に触れ、「喧嘩は数え切れるくらい。9人ぐらいの集団に囲まれて、上の服を脱がされて、トイレの中、便所の中に顔を突っ込まれたこともあります」と語った。

また、集英社オンラインが事件直後に取材した時、川口被告の人となりについて、ある知人はこう証言していた。

「少年野球をやってた奴だろ。顔は知ってるし、最近も見たことはあるよ。なんていうかバカというか明るい感じの奴だよ。年上の俺に対しては特にオラついてはこない。

事件を起こしたことは周りの友人から聞いてたから知ってる。もともと恐喝とかそんなんやってたって噂はあったから、やりすぎちゃったんだろうなって思ってた」(知人)

事件当時は金髪にし、身なりも派手で、恐喝などを働くこともあったという。別の知人もこう証言していた。

「川口は、イキっているようにしか見えないすけど、一応ヤンキーで、18歳にもなって恐喝とか『まだそんなことしてるんかよ』って感じのことをしていました。恐喝は、すすきのとか大通りで、気弱な感じの奴を狙ってやってました。実際に見たこともあります。

あいつは弱い相手にしつこくて、相手がギブアップしたらさすがに俺らは止めますけど、あいつはやり続けるタイプ。解体の仕事をやっていて、その出張から帰ってきたばかりで今回の事件に関わったみたいです」(知人)

これまで報じられてきたように、事件は八木原被告が長谷さんとの別れ話を川村被告に相談したことに端を発する。

「事件当日、川村被告は新千歳空港にいて交際相手の当時17歳の少年A、Aの高校時代の友人の瀧澤被告、瀧澤被告の中学の同級生の川口被告、そして川口被告の中学の後輩にあたる16歳の少年Dの5人とともに食事をするなどして遊んでいた。

八木原被告から電話で別れ話について相談を受けると、一緒にいた川口被告が電話に代わり、会ったこともない長谷さんを『逃げたりしたら探す』などと言って公園に呼び出した」(事件記者)

知人によると、川口被告は事件前にインスタグラムのDMでこう呼びかけていたという。

「『ムカつく奴がいるからボコろう』『一緒に来ないか?』と、仲間を集めていた。僕も声をかけられましたが、ガキっぽいし変に巻き込まれたくないので相手にしませんでした」

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