父ジョセフとの確執
マイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael/マイケル』が2026年6月12日から日本でも公開された。この中のちょっとしたハイライトのひとつが、父親ジョセフ・ジャクソンとの確執部分だ。
映画をこれからご覧になる方のために、あまりネタバレはできないが、幼少のころに受けた体罰や自我の目覚め、その後、自分の音楽を作りたい、やりたいという欲求が大きくなり、父親と対立していく過程が描かれる。
これまでにも書籍などでその対立などは語られたり、書かれたりしてきたが、そうした状況の一部がリアルに描かれていた。
そして、『スリラー』(1982年11月発売)が未曽有の成功を収めたことで、マイケルはソロ・ツアーをしたかったが、諸事情でジャクソンズとしての『ヴィクトリー・ツアー』(1984年7月~)が行われることになる。
そのあたりは深くは描かれていないが、当時のマイケルの心境は実際どうだったのか気になるところではある。
※映画『Michael/マイケル』公式サイト
https://www.michael-movie.jp/
(集英社クオータリー『kotoba』2026年夏号より一部抜粋し、再構成)
kotoba 2026年夏号
コトバ編集室
2026/6/51550 円(税込)228ページ特集生きているマイケル・ジャクソン
「キング・オブ・ポップ」マイケル・ジャクソンは、
20世紀のエンターテインメントのあり方そのものを書き換えました。
同時に、彼が楽曲に込めた平和や愛、人種差別への抵抗、
地球環境へのまなざしは、分断と不安が深まる現代において、
以前にも増して切実な響きを帯びています。
なぜマイケルは「過去」にならないのか――。
コトバは、映画『Michael/マイケル』を契機に、多彩な書き手や語り手とともに、
あらためてマイケル・ジャクソンという存在を見つめ直しました。
本特集を通して浮かび上がるのは、単なる「懐かしのスター」ではありません。
いまなお世界に問いを投げかけ、論争を巻き起こす、ひとりの表現者の姿です。

