車内トラブルを防ぐために必要な“大人の配慮”
直接言いにくい場合や、相手とのトラブルが予想される場合には、席や車両を移動したり、駅員や乗務員に相談したりすることも選択肢になる。
公共交通機関には、幼い子どもから高齢者まで、さまざまな事情を抱えた人が乗り合わせる。保護者には、子どもの靴や足が周囲の人の服や荷物に触れないよう気を配り、もし当たってしまった場合には、子どもの足を止めて相手に一言謝る姿勢が求められる。
一方、不快な思いをした乗客も、子どもや保護者の人格を否定するのではなく、「靴が服に当たっています」「足を押さえてもらえますか」と、問題となっている行為を具体的に伝えることが大切だ。
「子どもだから仕方がない」と放置するのでも、「迷惑をかけられたのだから何を言ってもよい」と考えるのでもない。保護者が子どもの行動に責任を持ち、周囲も必要以上に相手を傷つけない。その双方の配慮があってこそ、誰もが安心して電車を利用できるのではないだろうか。
取材・文/集英社オンライン編集部

