漫才&コント“二刀流”の頂上決戦『ダブルインパクト2026』。漫才とコントの両方で実力を見せつけた滝音(さすけ、秋定遼太郎)が、2代目王者の栄冠を手にしました。

大会から一夜明けた7月21日(火)、激闘を終えたばかりのふたりに話を聞くことができました。ここでは、世界最速インタビューをお届けします!
祝福メッセージは、小学校の担任から“九親等”の親戚まで
――優勝おめでとうございます! まずは一夜明けて、いまの心境を教えてください。
さすけ さっきも、2人でしゃべってたんですけど、マジで一回寝ないと分からんよな。
秋定 うーん。でも俺、ずっとさすけに合わせて「実感ない」って言ってたんですけど…。正直「優勝は滝音」って言われてから、ずっと実感してます。
さすけ ええ! そうなんや。
秋定 優勝したんやと思ってたんですけど、さすけは「実感ないな」っていうから、「確かに」とか言ってて。結構、鳥肌も立ってたけど、「うん、あんま分からんな」とか言って。
さすけ あたしに合わせてたんや(笑)。
――さすけさんはまだ、実感がわいていないですか?
さすけ 昨日の決勝をTVerで見たんですよ。自分らのネタを見ても、自分なのか分かんないです。しゃべってるのも、自分と思われへん。変な感じですね。
秋定 僕も、録画してたのを見ましたけど、まず「自分や」っていう自覚はあって。
さすけ 真逆やん(笑)。
秋定 「俺や、俺や」って(笑)。で、自分がウケたところを何回も巻き戻して見るクセがあるので。そのせいで寝られてないです。1時間くらいは寝ましたけど、大谷翔平やったら、もっと寝てたと思います。
さすけ ちゃんと管理するからな(笑)。

――お祝いのメッセージも、たくさん届いていますか。
秋定 めっちゃ来てましたね。LINEのメッセージはやっと返しきって、まだインスタのメッセージは開けてないです。ずっと応援してくれてる小学校のときの担任の先生から、「おめでとう」って来てたのは、うれしかったですね。
さすけ 僕は、ほんまについさっき、自称親戚みたいな。おばあちゃんの、はとこみたいな人からDMが来てたから。
秋定 ほんまにおんのかな、それ。
さすけ そんな言葉があるのかも分かんないですけど、“九親等”ぐらいの親戚。それぐらい影響力がある大会なんやなと思いましたね。
トップバッターが追い風になった
――改めて勝因を、どう分析していますか?
さすけ 直前まで「寄席っぽい感じでいこう」と話していたのが、よかったかもしれないですね。2本目のコントも、最初のボケでウケなくても、いつも通りやっていこうと話をしてたんで、リラックスできました。それで、ネタの直前は「優勝できる」「横綱相撲したろう」くらいの気持ちでやってましたね。
――かなり自信があったんですね。
さすけ 自信というか、ウケたら別に点数が低くてもいいかなと思ってました。結果、審査員の方も評価してくれたんで、うれしかったです。1本目が終わって、ちゃんと漫才師として認められたのが、まずうれしかったな。
――トップバッターを、事前の抽選で引いたときは、どんな心境でしたか。
さすけ アッキーが引いたんですけど。あたしはトップか、去年のニッポンの社長と同じ5番目を引いてほしいと思っていました。それで1番を引いたから、むしろ「全然いいよ」って感じでした。
秋定 僕は、最悪でしたよ。普通に絶望して。でも、トップやったから、勝ちに行かずにできたんかもしれないですね。他の人の点数を見ないで済んだし、「ゆっくりやるか」っていう感じでできたかな。
さすけ 誰かのコントの後に漫才するのがイヤやなと思ってたんですよ。比べるのが難しいから。まず漫才だけの評価をしてほしかったんで、1番でよかったですね。

――1本目を終えてから2本目までは、何か会話をされましたか。
さすけ ネタ合わせを1回したぐらいよな。
秋定 そうやなあ。漫才もコントも、1回しかネタ合わせしてないね。寝起きでもできるぐらいなんで、だらだらして、テレビを見てました。他の人のネタを見て、「おもろいな」とか言って。
――ずっと平常心でいたんですね。
さすけ そうしてましたね。ドンデコルテの2本目がむっちゃよかったんで、そこはちょっと緊張はしたけど。
秋定 逆にドンデコルテが高得点を出したおかげで、守りにいかないで済んだと思う。「焦っても、コントでドンデコルテの点数を超えるのは無理やから、自分らのベストパフォーマンスを出すだけ」と思えましたね。今思ったら、出順がよかったです。