STEEPでは夏のアクティビティと冬のリフト券の特別セット「GO GREEN+SNOW PASS」を販売中。ここでは、本プロジェクトに参加している「野沢温泉スキー場」の夏の魅力を湯(ゆ)ったりと紹介しよう。
STEEP限定スペシャルバリューチケット|¥9,000(税込)
[セット内容]
① 長坂ゴンドラ往復券
②26-27シーズン リフト1日券(野沢温泉スキー場)
GO GREEN+SNOW PASSとは?

ふかふかのパウダースノー、ビッグスケールなゲレンデ、そして湯けむり漂う情緒たっぷりの温泉街……。国内はもちろん、世界中のスキーヤー・スノーボーダーを惹きつけてやまない野沢温泉スキー場。では、夏に訪れたことのある人はどれくらいいるだろう?夏にしか出会えない自然を愛で、山を歩き、村を味わう。冬には見えていなかった地形や自然、村の魅力に気づく体験は、次に雪の上に立つ日をきっと今まで以上に待ち遠しいものにしてくれる。
雪のないゲレンデは想像以上に新鮮だった

長坂ゴンドラに乗り込むことから、野沢温泉スキー場の夏は始まる。
冬なら「滑るための移動手段」として、何も意識せずに列に並んで乗っていたゴンドラが、夏にはまるでワクワクする空中散歩のような時間へと変わる。眼下に広がるのは、一面の緑のグラデーションだ。
冬の記憶を呼び戻しながら、冬にはただただ真っ白だったフィールドが、こんなにも豊かな森に覆われていたことに驚かされる。

ゴンドラが標高を上げるにつれ、温泉街を包み込む山々のスケール感もより鮮明になっていく。妙高山・黒姫山・戸隠山・斑尾山・飯綱山という北信五岳の山並み。天気が良ければ志賀高原や北アルプスまで見渡せる、まさに360度の大パノラマが広がっている。
夏の長坂ゴンドラには、わずか2機だけ底がスケルトン仕様になった”アタリ”がある。乗り込んだ瞬間から足元には森が広がり、コースの斜面も見える。野沢の山のスケールの大きさをスリリングに楽しみながら、こんなことを誰もが思うだろう。「冬にはココを滑っていたのか~!」と。

冬と全然違う!ってことはよく言われますね。雪がないときもこんなにキレイなんだ~って、長坂ゴンドラに乗ってビックリする人も多いです。それに雪の量でしょうか。冬だと山の上では道路標識が手の届くところにあるのに、夏だとうーんと高いところにそびえ立っている。こんなに雪積もってたんだ⁉ って、実感できるんですよね。
営業スタッフの山崎さんが笑顔で話してくれた。


長坂ゴンドラ山頂駅を降りると、その道路標識はある。野沢温泉の冬が、積雪がどれほど深いのかを、数字ではなく体で実感できる瞬間だ。野沢温泉リピーターなら、迷わず記念写真を撮りたくなる。
そして、とても印象的なのが静けさだ。世界中からゲストが集まり活気にあふれる冬の景色とは対照的に、目に映るのは大きな青空と緑だけ。聞こえてくるのは高原の風の音と鳥のさえずり、子どもたちの笑い声……。

夏は、なんとゆったりとした時間が流れているのだろう。野沢の冬を知っている人ほど、「同じ場所なのに、こんなにも違うのか」と新鮮な驚きを味わえるはずだ。
さらに夏の盛りに訪れたときの"涼しさ″は、もはや別天地。上ノ平高原には、まさしく高原ならではのひんやりとした涼風が吹き渡っていて、その気持ちよさったらない。村が蒸し暑くとも、上ノ平高原はいつも涼しい。夏の絶景を眺めながら涼みに行くだけでも長坂ゴンドラに乗る価値がある。
上ノ平高原で発見できるゲレンデの素顔と夏の楽しみ

今回のスペシャルチケットは長坂ゴンドラの往復券とリフト1日券。長坂ゴンドラ山頂駅から、夏はどんな楽しみが広がっているのか、コンパクトに紹介していこう。
トレッキング

上ノ平からは複数のトレッキングコースが用意されている。お目当てや歩きの難易度でチョイスするとよい。毛無山の山頂エリアや小毛無展望台は、冬にはずいぶんと遠くに見えるが、雪が距離感を惑わせるのかもしれない。夏には「意外と簡単に歩けそうに見える」ので、上に向かって歩き始める。
ところが冬には、スピードに乗って一気に滑り降りるやまびこゲレンデなのに、自分の足で登っていくとなると印象はまるで違う。「こんなに急だったのか~」息が上がって思わずそんな言葉が漏れる。
その一方で、歩みを進めると尾根の起伏や沢の入り方、谷の深さなど、雪に覆われていると気がつかなかった地形が姿を現し、「あのコースはこんな地形だったのか」と一本一本のコースの成り立ちが見えてくる気がするのだ。これは滑り手として新鮮で楽しい感覚だ。夏のトレッキングは、山歩きを楽しむだけでなく、ホームゲレンデの"答え合わせ"をする時間になる。

冬に見てるゲレンデと、夏に雪がない状況で見る斜面は、形状も斜度も全然違うんですよ。山の表情もですね。冬にツリーランを楽しんでいるやまびこのブナも、広葉樹なので夏は青々とした葉が茂って、森を濃い緑にします。やまびこでのトレッキングは、このブナ林を縫うように歩けて、木陰がすごく心地いいんですよ。
と、山崎さん。
ブナ林は雪を育てる森ともいわれていて、水分を保って雪を蓄える。夏に青々としたブナ林を歩くことは、木陰で涼むだけでなく、冬のパウダースノーを育てる森を知ることでもあるのだ。こんなふうに、滑るだけは見えなかった「山そのもの」の魅力が、夏にはぐっと近づいてくる。

Skier:Naoto Kono Photo:Daniel Honda
上ノ平ピクニックガーデン

冬にはなだらかでピースフルな初心者コースの上ノ平ゲレンデは、夏になると600種類以上もの高山植物や山野草が咲き誇る「上ノ平ピクニックガーデン」へと姿を変える。


エーデルワイスやタイムをはじめ季節ごとの花々が彩る園内を歩いていると、「あの真っ白なゲレンデの下には、こんな豊かな自然が息づいていたのか」と新鮮な驚きに包まれるだろう。芝生や「こもれびテラス」に腰かけて風を感じる時間も、この場所ならではの贅沢だ。

マウンテンバイク(MTB)

雪が消えたゲレンデは、夏はマウンテンバイクのフィールドへと生まれ変わる。全長約10kmのダウンヒルコース(初級・中級・上級コース)が用意されていて、レンタルもレベルに合わせて完備されている。
冬はスキーやスノーボードで駆け抜けた斜面を、今度はMTBで走り抜ける爽快感は格別だ。森の中を縫うように起伏に富んだコースを走ると、「こんなにも地形が豊かだったんだ」と、冬の地形遊びの面白さの答え合わせができる。
そして、MTBで地形を感じながら走る楽しさは、雪上とどこか共通するもの。だからこそ、MTBはスキーヤーやスノーボーダーほど夢中になれる。夏に地形を知れば、冬は自然とコースを見る目も変わり、これまでの一本とは違った楽しみ方になるかもしれない。
マウンテンバイク|営業:7月18日(土)~10月25日(日) ※8/25~9/17まで火・水・木定休
ゲレンデグルメも夏ならでは

冬の食事は、少しでも多く滑りたいから素早く済ませがち。さらに「レストハウスやまびこ」や「キッチンセアボス」はいつも大混雑していて、席をとるのにもひと苦労。
でも夏なら違う。悠々と広いテーブルに陣取って、ゆっくりとこの季節ならではのメニューを味わえる。地元の夏野菜をたっぷり使った彩り豊かな料理や焼きたてピザ、自家製ハーブティー……、BBQも楽しめる。食事を楽しみながら北信州の美しい山並みを眺めるのは、グリーンシーズンならではの贅沢だ。ステーキライスや、野沢菜をトッピングしたピザは、「信州ゲレ食バトル」でこれまで何度も賞を獲得してきた名品でもある。もちろん夏なら時間を気にせず、ゆっくりといただける。
スタカ湖

上ノ平高原の奥、標高約1,300mに静かにたたずむスタカ湖は、冬には雪の下に眠る特別な場所。ブナやシラカバの森に囲まれた湖畔には澄んだ空気が流れ、野鳥のさえずりだけが響く穏やかな時間が待っている。
爽やかな高原の朝夕は真夏でも肌寒いほど涼しく、猛暑とは別世界。夏はバンガローやテントに泊まるキャンプが楽しい。アウトドアクッキングやBBQを楽しみながら夜が更ける。見上げれば満天の星空が広がっている。


雪景色の印象が強い野沢温泉だからこそ、この静かな湖畔の風景とのギャップは特別、こころに響くだろう。野沢温泉の自然の懐の深さを感じ、野沢温泉にますます魅了されるのだ。
キャンプ場|営業:2026年7月4日(土)~9月27日(日)
