台風の被害により生育差が発生
ケイ酸、MリンPKと肥料を散布し、その2日後に窒素肥料の硫安(硫酸アンモニウム)を4キロ投入します。この時点で、moーchanさんは今年の注意点に言及。5月末に台風6号の被害に遭い、この辺りの田んぼは水没してしまいました。その影響で稲の生育状況に違いが出てきているそうです。
その原因は、台風によって山の谷から水が流れ込んだこと。一緒に流れ込んだ山の土が田んぼの土の上に乗り、客土(土壌を改良するために、他の場所から適した土を運び入れて混ぜたり、上から重ねたりする作業)のようになったのだそうです。元の灰色のような色合いの土の上に、もう少し茶色っぽい外部の土が乗り、層ができています。
流れ込んだ山の土は窒素のような多くの栄養成分を含んでいたのだとか。外部の土の影響を受けた稲は窒素を吸ったような色となり、生育が予定よりも進んで見えました。
プロの勘で肥料を調整
決してマイナスではないとのことですが、想定外の出来事なので当初考えていた段取りを少し変える必要があります。台風によって大量の水が流入した場所と、水が抜けていった場所では生育状態が違うので、硫安の量を勘で調整しながら投入していくと説明しました。
ちなみに、動画内の田んぼ手前側はタニシの被害で稲がありません。台風の被害で水没し、弱ったところに流れてきたタニシに食べられてしまったそうです。台風の影響で稲の生育が進んだり、なくなってしまったり、自然と農業は本当に予測不能だということを教えられます。
こうして、moーchanさんが経験に基づく勘で硫安を入れ、稲はすくすくと育っていきました。

