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片瀬那奈、40歳で女優から会社員に。週5出社・勤務4年目の現在「広告塔と思われるけど、実態はほぼ真逆です」

片瀬那奈、40歳で女優から会社員に。週5出社・勤務4年目の現在「広告塔と思われるけど、実態はほぼ真逆です」

はたらく情報メディア『スタジオパーソル』が運営するYouTubeでは、仕事終わりの晩酌まで1日密着し、はたらく本音を深掘りする番組をお届けしています。

今回密着したのは、女優・タレントとして数々の人気ドラマやバラエティ番組に出演してきた片瀬那奈さんです。現在の片瀬さんは、ファッション通販サイト「LOCONDO.jp(ロコンド)」の運営や人気ブランド「Reebok」「MANGO」の国内事業運営を行うジェイドグループに勤務。一般的な会社員と同様に、週5日・1日8時間の業務をこなしています。

女優から会社員へ、40歳で転職をした背景にはどのような想いがあったのでしょうか。そして、肩書きが変わっても片瀬さんの中で揺らぐことのなかった「はたらく軸」とは。片瀬さんの言葉には、今の仕事に迷いを感じている人へのヒントが詰まっていました。

※本記事はYouTube『スタジオパーソル』の動画を一部抜粋・編集してお届けします

SNS投稿、在庫管理、スナップ撮影――。分刻みのオフィスワークをこなす日々

片瀬那奈、40歳で女優から会社員に。週5出社・勤務4年目の現在「広告塔と思われるけど、実態はほぼ真逆です」

会社員としてはたらく片瀬那奈さんの仕事内容は、PRやマーケティング、プレス業務など多岐にわたります。

「“広告塔”のように表に出る仕事をしていると思われることが多いんですが、実態はほぼ真逆です。皆さんが想像するより地味な仕事だと思います」

InstagramやXの投稿予約、雑誌掲載アイテムのECサイトへの反映作業、プレス用商品の在庫管理、契約書の作成まで、細かな作業を分刻みのスケジュールでこなしていく片瀬さん。「集中して早くやり切るスタイルが好きなんです」と、仕事へのこだわりを語ります。

ECサイトに掲載するスナップ撮影用のスタジオでは、片瀬さん自身がコーディネートを組み、ときには自らモデルを務めることもあります。「自分の趣味に寄せすぎず、多くの方が着やすいものを選んでいます」と、一つひとつのコーディネートに向き合っています。

片瀬那奈、40歳で女優から会社員に。週5出社・勤務4年目の現在「広告塔と思われるけど、実態はほぼ真逆です」

プレス業務では、テレビや雑誌で使う衣装の貸し出し対応を行います。衣装手配など、急な依頼が入ることも珍しくありません。そこでスムーズに対応できるのは、多くのスタイリストとの人脈があり、芸能界の事情を知るからこその強みだと片瀬さんは言います。

「プレス業務はほぼすべて担当しています。人との関係性は簡単に誰かに引き継ぎできるようなものではないので、大切にしている仕事の一つです」

細かな作業を分刻みでこなしながら、自分の強みを活かして仕事に向き合う。それが、入社4年目を迎えた片瀬さんの日常です。

“成り行き”で踏み込んだ芸能界で「本気になった」瞬間

片瀬さんが芸能界に入ったのは、高校2年生の夏でした。それまでに何度かスカウトを受けたことはありましたが、当時通っていた学校には、芸能活動はもちろん雑誌掲載ですら退学処分の対象になるほど厳しい校風があり、すべて断っていたと言います。

気持ちが動いたのは、しつこいほどに引き下がらなかったスカウト担当者との出会いがきっかけでした。一緒にいた友人たちの「話だけでも聞いてみなよ」という言葉に背中を押され、「実際に活動できるかどうかは約束できない」と念を押しつつ、ひとまず事務所に籍を置くことになりました。

片瀬那奈、40歳で女優から会社員に。週5出社・勤務4年目の現在「広告塔と思われるけど、実態はほぼ真逆です」

しかし、「どうせ受からないだろう」と臨んだキャンペーンガールのオーディションでまさかの合格。進学校から転校し、芸能の仕事がはじまりました。それでも当時の片瀬さんに、女優になりたいという気持ちはありませんでした。もともとメイクアップアーティストを目指していたこともあり、「メイクされる側を経験しておけば将来の糧になるかもしれない」という感覚でいたのです。

そんな片瀬さんの意識を変えたのが、はじめてドラマに出演したときの出来事でした。撮影中は手ごたえを感じていた片瀬さん。自分以外の役のセリフまで覚え、撮影後も「うまくいった」と確信していました。しかし、オンエア前に完成した映像を見せてもらうと、そこには思い描いていたイメージとはまるで異なる自分の姿が映っていました。

「芝居は下手だし、自分が思い描いていた姿と完成した映像がこんなにも違うのかと、かなりショックで。でも、そのショックで逆に火が付きました。『もっといい作品を残したい』と、はじめて本気で思ったんです」

芸能界に入ったのはあくまでも成り行きで、女優になりたかったわけでもない。それでも、このとき芽生えた悔しさが、「チャンスをもらった以上は、その期待に本気で応えたい」という仕事への向き合い方の原点になりました。

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