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【力士の意外な交友関係も丸わかり!?】「浴衣のお中元」を贈り合う文化が奥深すぎる!『相撲浴衣反物見本帖』で紐解く粋なこだわりととっておきの1着

【力士の意外な交友関係も丸わかり!?】「浴衣のお中元」を贈り合う文化が奥深すぎる!『相撲浴衣反物見本帖』で紐解く粋なこだわりととっておきの1着

浴衣を見れば「力士たちの交友関係」が丸わかり!

熱海富士関(左)、藤ノ川関(右)

熱海富士関(左)、藤ノ川関(右)

相撲界では、自分の四股名が入った浴衣を自分自身で着ることは「粋じゃない」とされているため、基本的には人から贈られた反物で浴衣を仕立てて着用します。事情を知らない人が見ると、その四股名の浴衣を着ている人が本人だと思ってしまいがちですが、実は違うんです。しかし近年では、自身の四股名が入った浴衣をまとう力士も現れており、「自分で着たい反物を作りたい」という新しい考え方の力士も増えているという一面も。

また、もし同じ一門ではない力士の浴衣を着ている姿を見かけたら、それは「ああ、この人たちは仲が良いんだな」というサイン。意外な交友関係が垣間見えるのも、浴衣ウォッチングの楽しさです。

反物のデザインも実にさまざまで、なかにはブランドや企業とコラボしたものも。かつては栃東(元大関・現玉ノ井親方)が、親交のあるユーミン(松任谷由実さん)のマークを入れたり、北勝富士(元小結・現大山親方)が出身地の所沢市にちなんで西武ライオンズのマークを入れたりしたこともありました。浴衣のデザインから力士の交友関係がのぞくのも、非常におもしろいところです。

誌面から特別公開!人気力士・宇良関の「とっておきの1着」

宇良関の浴衣反物

今回は特別に、誌面から人気力士・宇良関の浴衣反物をご紹介! 黒と黄色のツートンカラーにポップな絵柄が目を引く浴衣地のデザインを担当したのは、宇良関と同じ木瀬部屋に所属していた元肥後ノ花の橋本さん。絵が得意で、以前にも木瀬部屋の反物デザインを手がけたことがあるそうです。今回は「宇良が好きなもの」をテーマに、2週間ほどで原画を描き上げたとのこと。

この反物には、宇良関が体重を増やすときによく食べていたという「チーズハンバーガー」や、学生時代にアルバイトをしていたラウンドワンをイメージした「ボウリングのピン」、さらに趣味のひとつである「オタマトーン」など、たくさんのモチーフが楽しく散りばめられているのが特徴。どれがどのモチーフか、探してみるのもワクワクしますね。

こうして一枚の浴衣の背景にある力士の歩みや人柄、そしてまわりの人との温かい絆を知ると、本場所の土俵とはまた違った大相撲の深い魅力がみえてきます。力士の浴衣姿は、夏巡業や九月場所までお目にかかれるので、本場所の取組はもちろん、ぜひ力士のみなさんの足元や和装のこだわりにも注目してみてくださいね!

文/MonoMaxお相撲同好会 写真提供/COCON BOOKS

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配信元: MonoMaxWEB

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