近年、中国ではベーカリーブームが起きているとされている。伝統的な蒸しパンではなく、欧米的な焼きパンのベーカリーが乱立しているのだ。観光地、街中、ショッピングモールにはもはや普通にあるベーカリー。
オーソドックスなパン屋からファーストフード系、映えスイーツ特化型まで群雄割拠の様相を呈している。そんな中、北京を歩いていたら人気店と噂の『味多美(ウェイドゥオメイ)』があったので入店してみた。
・日本人から見た中国のベーカリーの価値
健康意識の高まりや若者のライフスタイルの変化から拡大しているという中国のベーカリーブーム。だが、日本人である私(中澤)にとっては建ち並ぶベーカリーには違う存在意義がある。それは……
中華料理の味つけに飽きた時の逃げ場だ。香りも味も個性の強い中華料理。本土の中華ともなると、その個性もガチだ。もちろんウマイんだけど、長居すると日本で普段馴染んでたものが恋しくなる。焼きパンの味は日本と変わらないのだ。
・中国パンブームの方向性
そんなわけで『味多美』東単店の商品を見てみたところ、チョコがかかった菓子パンからデニッシュにソーセージなどおかずが乗った惣菜パンまで色とりどり。
特に菓子パンはいちごが贅沢にあしらわれたケーキみたいなものもあり、そのキラキラ度に中国パンブームの方向性が見え隠れしている。価格帯は10元~23元ほどだ。
