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「じゃぶじゃぶ池って衛生面はホントに大丈夫?」昨年は大腸菌・レジオネラ菌検出で利用停止も…管理者に聞いたプールとの違い、水質対策、“おむつNG”の理由

「じゃぶじゃぶ池って衛生面はホントに大丈夫?」昨年は大腸菌・レジオネラ菌検出で利用停止も…管理者に聞いたプールとの違い、水質対策、“おむつNG”の理由

公園などに設置された水深の浅い水遊び場「じゃぶじゃぶ池」。その多くは無料で利用できるため、幼い子どもを育てる保護者にとっては夏場の遊び場の定番とも言える。レジャー施設の有料のプールとは異なり、利用のハードルが低い分、気になるのは「衛生管理」だ。

 

SNSでも「じゃぶじゃぶ池って衛生面は大丈夫なの?」と不安視する声が多くあがっている。じゃぶじゃぶ池の水質管理について、公園の管理者や関係機関に話を聞いた。

じゃぶじゃぶ池で遊んで発熱も…その水質管理とは?

公園内に設置された水遊び場「じゃぶじゃぶ池」。水深が浅く、子どもたちに人気の水遊び場だが、一方でその衛生面を懸念する声も聞かれる。

「じゃぶじゃぶ池ってどうなんだろう。菌とか怖くて」
「じゃぶじゃぶ池で遊ばせたらその夜39℃の発熱。汚いんだな」

実際、じゃぶじゃぶ池の衛生面はどのように管理されているのか。

7月の平日に東京・府中市の「府中の森公園」を訪れると、子どもを連れた複数のグループや保護者がじゃぶじゃぶ池で遊ぶ子どもたちを見守っていた。

同公園では7月1日から9月30日(施設の点検・清掃を行う一部日程を除く)までじゃぶじゃぶ池をオープンしている。水質管理についてサービスセンターの担当者は次のように説明する。

「地下水をポンプで汲み上げ、ろ過・循環させて利用しています。じゃぶじゃぶ池の南側には小川のような水路があり、下流まで流れた水を再び汲み上げて上流へ戻す循環方式です。

消毒用の塩素を一定濃度で混ぜており、ろ過装置も稼働させています。シーズン中は、ろ過と塩素消毒を行いながら運営しています。じゃぶじゃぶ池だけでなく、噴水広場なども地下水を利用しています」(府中の森公園サービスセンター担当者)

池の営業時間は午前9時30分から午後4時までで、その時間帯は警備員が巡回を行い、事故防止のほか、利用ルールが守られているかを確認している。

多くの利用者が訪れる同公園では、東京都の熱中症対策の一環として、今年からじゃぶじゃぶ池の横にテントを設置した。テント内には、気化熱を利用して風を冷やす冷風機を設置し、利用者が日陰で休憩できるようにしているという。

衛生面や感染症対策の観点から「おむつ着用」は禁止

同公園のじゃぶじゃぶ池の利用にあたっては、「発熱など少しでも体調不良がある場合は利用を控える」「手足の汚れをよく洗ってから水の中に入る」「池や流れの中での飲食はしない」「犬や猫などの動物は入れない」などのルールが設けられている。

さらに、「おむつ(水遊び用おむつ)を着用した子どもの利用は禁止」という項目も含まれる。そして、他のじゃぶじゃぶ池では水遊び用おむつも含むおむつ着用での利用を制限する場合は少なくない。

「おむつが取れていない子どもや、水遊び用おむつを着用した子どもの利用は禁止しています。衛生面や感染症対策の観点から、このような運用としています」(同担当者)

こうした管理が求められる背景には、実際に水質面の問題が起きたケースもある。埼玉県行田市の水城公園のじゃぶじゃぶ池では昨年、大腸菌が検出され、一時、施設利用を停止した。その後、レジオネラ菌も検出されたという。都市計画課の担当者は次のように話す。

「昨年、じゃぶじゃぶ池の水から大腸菌やレジオネラ菌が検出されました。そのため施設の利用を停止し、その後、清掃や施設の点検を実施しました。今年度は7月から利用を開始していますが、対策として、水遊びシーズン前に水質検査を実施するようにしています」(行田市都市計画課担当者)

じゃぶじゃぶ池を「親水施設」「水遊び場」「徒渉池」と分類している自治体や施設が多い。国土交通省の「河川水質調査要領(案)参考資料【改定版】」によれば、親水施設で消毒に塩素を用いる場合、厚生労働省の遊泳用プールの衛生基準を紹介している。同公園でも、普段から、ろ過器を稼働させ、塩素消毒を行いながら水質を管理している。

「残留塩素については、水質基準で0.4以上、1.0mg/L以下が望ましいとされています。毎朝、職員が残留塩素を測定して、その範囲に入っているかを確認しています。基本的には、その範囲であればレジオネラ菌は死滅するとされていますので、その基準を維持できるよう毎日点検しています」(同担当者)

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