約20年前に誕生し社会現象化したメイドカフェ。現在ではその進化系たる「コンカフェ」ことコンセプトカフェが大流行中だが、過当競争がますます厳しくなり危ない店も増え続けているという。そこでその実態と遊ぶ前にぜひとも知っておきたい注意点、危ない店の見抜き方を本誌取材班が驚愕レポートしてみた(2回中の2回)
【コンカフェ営業の闇1】を読む
「地雷系・メンヘラ系」キャストがもたらすカオス
ただ、こうしたグレーな今カフェの多くは、多少料金が高かろうがそれに見合った分だけ客が楽しめれば、交番に駆け込まれることなどない。特にこの手の店の人気はキャストにかかっているため、その質やサービスぶりは余念がない。
実際に、現在のコンカフェ業界には前述したようなキャバ嬢からの転身組や、アイドル級のルックスを持ちながらも「キャバクラ業界の派閥や厳しいノルマを気にせずのんびり働きたい」といった「キャバクラ離れ女子」組も多く、ハイクラスなキャストもひしめいている。だが、それ以上に存在感を放つのが、いわゆる「地雷系」だ。
近年、メンヘラ系や「ぴえん系」と呼ばれる人種は若い女子層の中で完全に市民権を得ていて、もはやファッション的な感覚で増殖している。こうした女子は特徴的なタトゥーが腕までびっしり入り、顔面はピアスだらけ、さらにはスプリットタン(※舌先を蛇のように分割する身体改造)まで施すなど、風俗やキャバクラどころか、コンビニですら働くのが難しいケースも珍しくない。それゆえ現在、特に大都市のコンカフェにはこうした子らが全国の地方都市から集まっているのだ。
ドレスが必須のキャバクラと違い、コンカフェでは「コスプレ系」「和装系」「JK風」など、タトゥーが隠せる服装が基本の店も多い。そのため、現状、業界内のたいていの店には1〜2名のメンヘラ系女子が潜伏しているのが当たり前。どころか、そうした子ばかりを集めた「メンヘラ系コンカフェ店」まで、ここ数年で爆発的に増えている。
「この手の文化はおじさんたちだけではなく、大半の若い男性からも敬遠されている。ただ、普通のコンカフェに飽きたサファリパーク的な面白さを求める男性やインバウンド観光客にはこれ以上ないスポットなのです」(都内コンカフェ経営者・40歳)
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エスカレートする過激サービスと危険な罠
コンカフェ業界はもともと遵法精神が薄いため、他店との優位性を「過激なサービス」によって得る店が近年、急増している。
例えば、客がキャストの酒を作る「逆サービス」を売りにする店や、さらに深刻なのは「未成年」を囲う店舗も後を絶たない。ある店では、「元2.5次元俳優」を自称するイケメン店長が自身の元ファンである未成年キャストをカウンター内で働かせているという。
こうした店の常連客は、繁華街の路上から客引きされた層が中心で、未成年に過剰なサービスさせることで彼らの心と財布を掴む。パパ活に興味津々の客層をこうしてゲットしていくのである。
