芸人が扮する架空のアーティストが、世界で活躍する現代アーティストとともに展覧会を開催する──そんな実験的なイベント『グループアート展&コントライブ「8人の芸術家〜eightist(エイティスト)〜」』が8月1日(土)から8月7日(金)まで、大阪・LAUGH & PEACE ART GALLERYで開催されています。会期中はギャラリー空間で、アートが笑いが融合した没入型コントライブも開催中。ファニマガでは、8月2日(日)のライブの模様を最速レポート! 仕掛け人、お〜い!久馬のインタビューとともにお届けします。

本物の現代アーティスト3人と“共演”
この展覧会では、お〜い!久馬(ザ・プラン9)はピorソ(ピかソ)、爆ノ介(ザ・プラン9)はピンマイクマキ、山名文和(アキナ)は一生(いっしょう)、清川雄二は清川はさみ、とんず(はるかぜに告ぐ)はトンズラと、5人の芸人がそれぞれ架空のアーティストになりきって作品を制作しました。
それらの作品は、話題の現代アーティストであるSHINYA AYAMA、Chiaki Akada、井口舞子の作品とともにギャラリーで展示・販売されています。会場でしか入手できない『8人の芸術家〜eightist(エイティスト)〜』開催記念グッズも注目です。
さらに、会期中は定休日を除く毎日、午後8時から、ギャラリーの空間を生かした没入型コントライブ『最高の晩餐』を開催! 仕掛け人で脚本を手掛けた久馬はザ・プラン9として、これまで学校、法廷、電車と多種多様な会場で上演してきましたが、今回はギャラリーを舞台に、このイベントならではの顔合わせでアートと笑いを融合させました。
ゲームにオークション、サスペンスまで!?
ギャラリーに足を踏み入れると、そこには8人が手がけた作品がずらり。さまざまな素材、形状、色合いが壁いっぱいに広がり、来場者の目を引きます。


中央スペースに設置された客席は、出演者に手が届きそうな距離! 開場するやいなや、あっという間に客席は満席に。クラシック音楽が流れるなか、来場者は開演を今か今かと待ちます。
午後8時、アーティストの8人が登場すると、芸人たちの個性的な風貌にさっそく爆笑が。司会進行を務めるピorソ(久馬)のもと、参加アーティストのトークが始まりますが、一生(山名)やピンマイクマキ(爆ノ介)のボケにトンズラ(とんず)が鋭いツッコミを入れるなど冒頭から会場は大盛り上がり!

まずは一人ずつ、自己紹介からスタート。それぞれが経歴や作品づくりについて語ることで、自然と展示の見どころも伝わるという巧みな構成です。芸人が扮するアーティストたちも、予想の斜め上を行くキャラ設定とコメントで沸かせ、観客をコントの世界へと引き込んでいきました。
“没入型”をうたうだけに、観客参加の仕掛けもたっぷり用意されています。アート展らしく“絵”を駆使したゲームでアーティストとともに楽しんだり、オークションコーナーでは“ある作品”をめぐって観客がどんどん高値をつけていく白熱の場面も!? アーティスト同士もすっかり打ち解けた様子で、とにかく一体感・ライブ感たっぷりに展開していきます。

そんななごやかな雰囲気から一転、いきなり事件が勃発。一気にサスペンスへと転じたコントは、いったいどこに着地するのか……衝撃&爆笑の結末まで目が離せません! 少人数だからこそ、出演者と客席が一体となって笑いに包まれた「最高の晩餐」。終演後も、観客がアーティストと作品を前にしながら語り合うなど、交流を深めていました。