「今季、大事にしたいスローガンがあります」

──もうすぐ開幕の26年ツアーはどんなシーズンにしたいですか?
三ヶ島 まずは自分のできる範囲で、できることをやっていこうかと。昨年秋に気づいたスイングの完成を進めつつ、自分のもっている引き出しの中身を再確認して、使えるものやこれからチャレンジできるものを、改めて整える作業をしながら臨むシーズンになるかと思います。
──今季の目標は?
三ヶ島 宮崎にリコーカップ出場者として戻ってきたいです。そのために今シーズンこれを大事にしたいというスローガンがあります。
──具体的に教えてください。
三ヶ島 「3つの“C”と4つの“A”」。これはサポートしていただいている森永製菓の会長さんがされていた話で「“チャレンジ”するから“チャンス”が生まれて“チャンピオン”になれる」が3つのCです。そして4つのAは「何かが起きても“焦らない”、何かできたとしても“侮らない”、何かができなくても“諦めない”。簡単に誰かに“甘えない”。すごくシンプルで、絶対に忘れないフレーズでしょ?
──三ヶ島プロに対しての言葉かと思うほどピッタリですね。
三ヶ島 会長さんが毎年新入社員にこのお話をするそうなんですけど、今の私にめちゃくちゃ刺さりました。この「3C4A」を心がけて、昨年気づけたことを再確認、あとは実行するだけです。
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「逃げじゃない一歩」これは彼女が自身のSNSでQTを受けないことを発表したときに文末に書かれた言葉だ。開幕戦のティーイングエリアに立つ彼女の表情を見れば、その言葉の覚悟の度合いがわかるだろう。
「敗れても爪あとを残す選手」「グッドルーザー」など数々の異名をもっていた三ヶ島かな。どうか、笠りつ子プロに1打差まで詰め寄った、21年「ヨネックスレディス」での最終日のプレーを思い出してほしい。今シーズン“弱い自分”退治が完了したときに、あのときの追撃者の目の光が戻ってくるはずだ。
いかがでしたか? 今シーズンの三ヶ島かな選手のプレーにぜひ注目してください!

三ヶ島かな
●みかしま・かな/1996年生まれ、福岡県出身。2025年「北海道meijiカップ」で生涯獲得賞金3億円突破。ケガの影響で不調が続いていたが、昨シーズン中にみえた復活の兆しを手ごたえに変えて、今シーズン開幕を沖縄で迎える。ランテック所属。
文=ひよこきんぎょ
写真=小林 司
撮影トーナメント=富士通レディース

