●モバイルバッテリーと古いChromebookで乗り越える
山でもPCは欲しい。だけどメインのChromebook Plusはさすがに持っていくには重たすぎる(約1.2kg)。そもそも14インチのPCは縦走のザックに入れるにはちょっと大きすぎる。さて、どうしたものか。
念のため持っていく程度なので、性能は低くてもいい。できるだけ小さくて軽いPC。山で雑に扱うことを考えると、安い方がいいし、わざわざ新しく買うのも、ちょっともったいない。
そんな風に悩んでいたら、そういえば昔サブマシンで使っていたAsusの古いChromebookがまだ手元にあることを思い出しました。メモリーも4GBでCPUなんてなんだか分からない機種。今となってはポンコツだけど、とりあえず今回はそれで試してみよう。
あまりにも古い機種なので起動したら「今回が最後のOSアップデートです」という表示が。事実上、最後の利用になりそうですが、まあ、今回乗り切れればいいでしょう。便利なら新しい機種を買えばいい話ですから。
あとはモバイルバッテリーだな。3泊4日のスマホ充電を考えると2万mAhくらいの容量が必要そう。カメラやPCも充電するから出力も高めでないと。これは手持ちのバッテリーでは力不足だから新しく買おう。
Amazonでスペックと値段を調べて、選んだのはAnkerのバッテリー。容量は2万mAhで出力は85W。ちょっと重たいけれど容量とPC充電を考えれば仕方ないところでしょう。
結論からいうと、このバッテリーは大正解。縦走で助かりました。毎日、スマホとカメラを充電して、それでも下山時に30%弱の残量がありましたからね。縦走中はスマホの登山用GPSマップを起動させているので、案外スマホの電池を消耗するんです。
また、午後には山小屋に到着するのですが、電波が弱いところが多い。SNSやニュースを見るのも難しく、ダウンロードしたKindle読書が主な暇つぶし(今回の縦走で「成瀬は天下を取りに行く」を完読!)。これもスマホの電池を消費させるので、毎日ほぼフル充電でした。
僕は「山ではドコモ回線が最強」と思っていたのですが、最近はスターリンクを使う山小屋も増えていて、auしかつながらないところも多かったですね。今後はドコモとauの“2枚SIM挿し”が有効かもしれません。
電波がなければただの文鎮になってしまうChromebookですが、それなりに役に立ちました。不思議なもので前日までは落ち着いていたのに、山に入ったら途端に次々といろんなクライアントから連絡が入ってきたので(ほんと不思議)。
早速登山口で仕事開始。ここはまだ電波があるので問題ありません。軽い内容はその場で対応して、ちょっと重たい内容は下山後に対応すると返信します。メールだけならスマホでも対応できますが、やっぱりPCの方が便利なことってありますからね。
まあ、山を歩くときくらいは仕事を忘れてデジタルデトックスするのもいいんですが、僕のようにPCがないと不安になるような人もいることでしょう。軽量Chromebookが1台あると便利かもしれませんよ。

