
【換気量1.9倍の衝撃】プロが解説するSHOEIの最新ヘルメット「Z-9」の凄さとは?浮き上がり13%減で高速ライドも超快適な傑作フルフェイスの画像一覧
バイクレースの最高峰「Moto GP」でトップライダーたちが使用し、世界に名を轟かせる日本のヘルメットメーカー「SHOEI」。数あるラインナップの中でも、安全性、機能性、デザインのバランスに優れ、幅広いライダーに長く支持されてきた傑作フルフェイスが「Z」シリーズである。そしてこの秋、待望の最新作となる「Z-9(ゼットナイン)」がついに登場する。
進化したベンチレーションによる圧倒的な快適性とクリアな視界、そして研ぎ澄まされた静音性は、街乗りからツーリングまであらゆるシーンで“大正解”と言える仕上がりだ。ヘルメットの買い替えを検討している人や、最新鋭のスペックを体感したいライダーにとって、間違いなく選択肢の筆頭候補となるはずだ。
1. 空力性能も向上!シンプルかつ個性も感じさせるコンパクトなフォルム
前モデルから続く「コンパクトなフォルムの追求」は、今作でもしっかりと継承されている。
Zシリーズのシンボルとも言える左右のアッパーエアインテークは、ベンチレーション効果の向上を狙い、センターに集中して配置。SHOEIロゴと一体化したアッパーエアインテークの脇には、サイドから後方へと流れるようなリブ形状をシェルに取り入れ、シンプルながらも特徴的なデザインに仕上げられている。
また、「Z-7」から採用されている両サイドのシェルのカットラインは、チンバー(顎)部から後頭部へつながるリブ形状とボトムビーディングのデザインで表現。これにより、シェルのコンパクトさを維持しつつ、チンバー部の強度を確保している。
さらに、左右のロアエアインテークとフィットさせるため、チンバー先端部はフラットシェルデザインを採用。自社の大型風洞実験施設で検証を重ねた結果、従来モデルと比較して、ヘルメットが上方に浮き上がろうとするLift(揚力)が約13%、前方から押し付けられるDrag(抗力)が約3%低減するなど、空力性能も着実に進化を遂げた。
2. 流入量が約1.9倍に!風を活かし、ヘルメット内を快適に変えるベンチレーション
走行風を効率よく取り入れ、ヘルメット内部を快適に保つベンチレーションシステム。スマートな走りにも大きく貢献する重要な機能だ。
エアインテークは従来モデルと同様に4か所に設けられているが、より効果的に風を取り込むため、シェルのセンター側に配置するとともに1つのパーツに集約された。
これにより、従来モデルのフロント&アッパーインテークの合計流入量に対し、Z-9のアッパーエアインテークの流入量は約1.9倍へと大幅に向上。高いベンチレーション性能を獲得し、快適性が飛躍的にアップしている。
フロントのSHOEIロゴと一体化したアッパーエアインテークシャッターは面積が広く、厚手のグローブをしたままでも簡単に操作できるデザインなのも嬉しいポイントだ。
顎部分(左右)のロアエアインテークには、フラップ開閉式のシャッターを採用。こちらも従来モデルと比べて約1.4倍※の流入量を実現している。
(※流入量はいずれも自社大型風洞実験設備での参考数値)
