97マイル超でMLBトップ スカウト評価を覆した衝撃データ
2026年のMLBは、四シームの平均球速が約95マイル(約153キロ)に達する史上最速のシーズンとなっている。その過酷な環境下で、村上は異次元の数値を叩き出している。
97マイル以上の速球に対する村上のOPSは1.249。これはヨルダン・アルバレスやフアン・ソト、さらにはアーロン・ジャッジらメジャーを代表する主砲たちを抑え、MLB全体で1位の数字だ。
象徴的だったのは、元サイ・ヤング賞投手ゲリット・コールとの対戦だ。97マイルの速球を鋭いライナーで二塁打にすると、別の試合では98マイル超の高め速球を豪快なグランドスラムに変えてみせた。
「速球で押せば崩れる」はずの打者が、むしろ「速球が来れば来るほど仕留める」怪物へと変貌を遂げていたのだ。なぜ適応できたのか。その理由は、メジャー99パーセンタイルに位置する卓越した選球眼(四球率17.8%)と、内角球にも遅れない80マイル超のスイングスピードにある。
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ハムストリング負傷から復活 それでもルーキー本塁打王を守る理由
しかし、7月中旬に復帰すると即座にオールスター選出&ホームランダービー出場を果たし、復帰後も力強くアーチを重ねた。平均打球速度94.4マイル、バレル率20.6%というインパクトの破壊力は衰えておらず、離脱を挟みながらもルーキー本塁打王の座を一度も譲っていない。
