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プーチンの絶望「もはや頼れるのは金正恩だけ」…中国に値切られ、インドに振り回される“大国ロシア”の悲しい現実

プーチンの絶望「もはや頼れるのは金正恩だけ」…中国に値切られ、インドに振り回される“大国ロシア”の悲しい現実

プーチンの自由は、戦争が長引くほど狭くなる

ロシアは今も大国だ。核兵器、資源、軍需産業、広い領土を持つ。だが、その大国が、自分で始めた戦争を続けるために、最も足りない物を北朝鮮から補っている。

力を持つことと、その力を自由に使えることは違う。プーチンの自由は、戦争が長引くほど狭まる。

プーチンは戦争によってロシアの勢力圏を取り戻そうとした。だが現実には、欧州の大市場を失い、インドの判断に原油収入を揺さぶられ、中国に値切られ、北朝鮮の兵士と砲弾を必要とする国になった。

いまプーチンの隣で、口先ではなく血と武器を差し出しているのは金正恩である。新しい友を得たのではない。ほかに頼れる相手が消えたと見るのが妥当だろう。

力を持つことと、その力を自由に使えることは別物である。戦争が長引くほど、プーチンが選べる手は一つずつ消えていく。隣で血を差し出す金正恩だけが、静かに立場を上げている。

文/小倉健一

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