・お探しのものはこれですか?
性懲りもなく、前の席の私に声をかけてくるYoshio。自分のデスク周りを探し始めた。今だ!
Yoshioを隣の部屋に連行し、冷凍庫から例のブツを取り出す。Yoshioよ、今再び刮目せよ。そして後世に歌にして残すがいい。鳴かぬなら凍らせちまえホトトギス。Yoshioさん、お探しのものはこれですか?
Yoshio「……」
Yoshio「違う!」
眼鏡もあるゾ。
Yoshio「目がァァァアアア!!」
ふむ、やはり眼鏡は即効性がヤバイらしい。だが、私も伊達に2回上司の眼鏡を氷漬けにしてないぞ。上司が困ってる時ほど冷静に対処するのができる部下。ひと休みひと休み。ポクポクポク、チーン! 目が寒いならば外に出ればいいじゃない。
7月下旬から酷暑連発だった2026年。今は一旦落ち着いた感があるが、ウェザーニュースの猛暑見解によると、8月下旬以降は再び暑くなるという予報。残暑厳しいらしい。まあ、なにせ今年の夏も暑いからちょうど良いんじゃないってこと。しかし……
Yoshio「ヤバイ! 帽子が後から来る!!」
・ダブルパンチ
どうやら、即効性の眼鏡と遅効性の帽子が交わってコメカミが凍傷になりそうなくらい寒いらしい。おいおいYoshioよ、このくだり前もやったぞいい加減にしろ。そんな時俺たちはどう対処してきた? そう……
公園にいく。
日向ぼっこ。夏の力を極限まで利用して熱を補っていく。太陽の光を全身に浴び、冷気と熱気のせめぎ合いとなる上司。『ダイの大冒険』で言うとフレイザードだ。頑張れYoshio! と、その時!!
Yoshio「あ、ちょっと良いかも」
