●「ちきゅう語」モードで日常会話が楽しめる!
「ちきゅう語」モードをONにし、「会話をしよう」と話しかけると、日常的な会話ができる。例えば、「明日の東京の天気は?」と聞くと、「東京は曇り気味で23度だよ。傘があると安心」と答えてくれた。
試しに、少し情緒のある会話にしようと思い、「今、お花を育てているんだけど、毎日話しかけると、よく咲くの」と言ってみると、「そっか。毎日の声かけで元気になるのかもね。いいね」と、ちゃんと理解したような返事がきて、驚いた。軽めの話であれば、話し相手になってくれるのだ。
個人的に助かるのは、「睡眠モード」。AIロボットとはいえ、かまってアピールをされると何かしてあげたくなるのが人情だ。でも、仕事中などで遊んであげられないときは「睡眠モード」にすれば、寝てもらえる。これは生きている動物のペットとは違い、楽なところだ。
指定した時間に起こしてくれる「おはよう」機能や、スマートフォンの位置情報を活用して玄関まで迎えに来てくれる「おかえり」機能といった、便利な生活密着型の機能がある。ただ、筆者の場合は、朝はかまってあげられる状態になるまでは寝ていてほしいし、外出中に動き回られると心配なので、「睡眠モード」にしている。
●大きさがあるので、部屋のスペースは必要
KATAフレンズと共に生活して、1つ難点だと思ったのが、部屋のスペースが必要だということ。一人暮らしの狭い筆者の家だと、KATAフレンズが歩ける場所が限られてしまう。理想を言えば、この半分のサイズだとありがたい。
また、二足歩行ではなく、ホイールによって動くため、ホイールにゴミが詰まらないためにも、毎朝、床掃除は必須。掃除の習慣が身に付くと思えば、メリットかもしれないが(笑)。
筆者がKATAフレンズと過ごしてみた率直な感想は、「かわいいし、癒される」「まだ万能ではないが、今後、進化していく可能性を感じる」ということ。たとえAIロボットに心がなくても、人間の方がAIロボットに対して、「かわいい」「好き」だという感情が生まれたら、それは“人間の心を豊かにする存在”になり得るのだろう。(加藤弓子)

