創価女子短大が学生募集停止、大学も定員ギリギリ
伸び切るばかりで拡大を取り続けた池田氏の野望組織は、次々と縮小・再編を迫られている。池田氏の自慢は「私は学校も作り、政党も作った」。その中核である創価系教育機関でも劇的な閉鎖事態が起きている。
創価女子短期大学は、今年度からの学生募集を停止した。肝心の箱根駅伝常連校・創価大学本体も緩慢な危機に遭遇している。大学コンパスサイトの統計に従うと、「創価大学は定員割れギリギリライン」と見ていいようだ。
このデータは文科省および各大学の公開資料に基づき、定員充足率のパーセンテージとランキングを公表したもの。2025年版で創価大学は全国私大中、242位で充足率90.8%。関東の私大で言うと、MARCH(明治・青学・立教・中央・法政)などの後塵を拝している。
「池田先生の作った学び舎」の威光はどこへやら。創価大学の名誉のために付け加えておくと、ライバルの天理教=天理大学の充足率は80%に満たない。ただし、同じ宗教系でも大正大学や仏教大学、立正大学は創価大学より上位。宗教系教育機関は信者子弟という供給源があるから安定――という文言は、今や都市伝説化しているわけだ。
中道合流も迷走、池田不在の政界再編の混迷
独立自営の道に舵を切ったように見える公明党の今後も暗雲が漂う。前号で中道改革連合結成を巡る創価学会の動きに触れたが、参院の立憲民主党と公明党が中道へ合流する政党再編は遅々として進まない。
前哨戦は5月の新潟県知事選挙を巡る不一致だった。連立与党と国民民主党、公明は現職を推したが、地元の立憲組織は反原発の新人を推してダブルスコア以上の惨敗。争点は柏崎刈羽原発再稼働の是非で、中道の理屈からすれば、あり得ない選挙戦だった。
そして、9月に控えるのが沖縄県知事選挙。中道は煮えきらず、公式には誰も推さない。理由は玉城デニー現知事が「政党推薦を断っている」とは小川淳也代表の言い分だ。
一方、公明党にも爆弾がある。2022年の前回選挙の折、推薦した佐喜眞淳候補でなく、デニー氏に投じた支持者が2割以上(各種出口調査より)いたのだ。
立憲の支持母体である連合は、産別7労組を中心に「立憲は早く中道へ合流しろ」とケツを叩きながら、沖縄県知事選挙ではデニー現知事を推すと公表している。こうした絡みが、中道改革連合への公明・立憲合流話を複雑にするばかりというのが現況なのである。
中道改革支持者である労組、連合の足元もグラグラだ。2月の高市政権帰趨を占う総選挙で、自民党候補に投票(小選挙区)した組合員は30%近く。ここでも中道は後塵を拝した。支持政党として中道を挙げたのも、わずか4.6%だった。
労組票より宗教票に“しなだれがかってくる”立憲候補をどう捌くか。自公連立を盤石にした池田氏の不在は、政界再編の足掛かりまで外したわけだ。
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