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温泉に浸かってうまいものを食べるだけの旅行も素敵やん……2026年夏開業『箱根強羅 KAIKA』宿泊レポート

温泉に浸かってうまいものを食べるだけの旅行も素敵やん……2026年夏開業『箱根強羅 KAIKA』宿泊レポート

食事はミシュラン星付き料理人監修の茶懐石

そのままのんびりと過ごしていると、いよいよ夕食の時間に。レストランに移動し、ミシュラン星付き料理人監修の身体を調える「至高の茶懐石」コースをいただきました。

これが本当に素晴らしすぎた。

まずは汲み出しの赤紫蘇ジュースをクイッと一口。続いて、「箱根強羅 KAIKA」の近所にある「強羅ブルワリー」のクラフトビールをグビッ。眠りかけていた胃袋をゆっくり目覚めさせます。

ここからは繊細で、緻密に計算され尽くした料理のオン・パレード。一口食べるごとにちょっと震えるような感覚。すべてが美味しい。

今回はそれぞれの料理に合うお酒もいろいろ提供していただきました。

日本酒、焼酎、ワインなどなど、多岐にわたるジャンルの厳選されたお酒がラインナップされていて、その違いを探したり、料理との相性を感じたりしながら飲むのがとても楽しく、幸せ。

しかも、料理やお酒が美味しいだけでなく、食器やグラスもかわいいものばかり。箱根・大涌谷名物の黒たまごを模した食器に入った冷製茶碗蒸しなども提供されました。

これは本当に美味しかったなあ……。中には白とうもろこしが入っているんですが、冷製のだしの優しい味わいのなかから表面を焼いた香ばしさもほのかに感じられたり、一口ごとに食感も味わいも違ってくる。そして折り重なる旨味。作り込まれ方が半端ない。

その後も、料理はまだまだ続きます。

こちらの写真は稚鮎のクリスピー揚げなのですが、衣に使用されているのはなんと柿の種。サクサクと軽い食感。柿の種じゃないと表現できないクリスピー感。

ネットのB級なアレンジレシピで紹介されそうなネタなのに、ミシュラン星付き料理人が監修するとこんなにも上品な感じに仕上がるのか……!

お酒のペースはグングン加速。いったいどこまでスピードが出るんでしょうか。

ワインが登場したところで、但馬玄(たじまぐろ)というブランド牛を使ったしゃぶしゃぶがお出まし。

牛肉なのにまぐろ? ちょっと不思議な名前だなあと思ったのですが、その由来を聞いて納得。但馬玄は一般的な和牛に比べて脂の融点が約12.4℃と非常に低く、マグロの大トロのように口の中でサラリととろけるのだそうです。

だしにサッとくぐらせ、そのままポン酢もゴマだれも使わずに食べると、まさに口の中でとろけていくよう。そして赤身の旨味も一緒に広がっていきます。

これはもちろんワインに合うやつ。いや、むしろワインは飲みたくない。口の中にずっと肉を含んでおきたい。飲み込むのがもったいない……!

いよいよ食事はこれで最後。まぐろのレアカツや炙りキンメダイなどの魚料理が登場しました。

どちらも絶品だったのですが、驚いたのはごはんの美味しさ……!

こちらはあえて炊飯時間を短くしていて、米粒の中心に軽く芯が残っているような状態。だけど固さがあるのは中心だけで、まわりはふっくら。不思議とまったく違和感なく成立しているのです。博多ラーメンのバリカタとかハリガネみたいな感覚でしょうか。

最初はこちらを三口分くらい食べ、おかわりをするとその間にごはんが蒸らされ、全体がもっちりとした状態に。まさか一回の食事でごはんにもここまで変化をつけて楽しめるとは……!

食後のデザートにも、コーヒーや紅茶ではなく抹茶が提供されるというのも素敵。

ゆったりとくつろいだ状態で、2時間近くかけてゆっくりと向き合う茶懐石。このうえなく贅沢な時間でした……。

翌日も朝からゆっくりした時間と美食を堪能

翌日も朝から温泉に入ったり、お茶を飲んだりしながらのんびりと過ごしました。せっかくの旅行だからどこかに出かけなきゃなんていう気持ちは自然消滅。ただただ、ゆっくりと流れる時間が心地良い。

この日は屋上にある「天空茶室」にも行ってみましたが、ここもいいですね。箱根の山から吹き込む風が気持ちいいですし、遠くの山までよく見える景色もいいし、開放感もすごい。

希望をすればこの場所でのお茶体験やヨガ体験などもできます。

朝食も前日の夕食と同様「茶懐石」。夕食と比べるとコンパクトではあるものの品数は多く、昨晩感動したごはんも再登場。食感も味もグラデーションのように変化していくのが楽しい……。

普段は朝ごはんって時間がない中で慌てて食べることが多いけど、ゆったりと落ち着いた気持ちで、時間を気にせずに食べる朝食って本当に美味しいんですね。

旅行の2日目となると、早く出かけていろいろな観光地を巡りたいと考える方も多いはず。だけど「箱根強羅 KAIKA」ではチェックアウトの12時まで目一杯時間を使い、ゆっくりと滞在をするのがおすすめ。

時間をかけて食事をとり、温泉に入り、お茶を飲んで一呼吸。飲んで食べてお風呂に入るという、日常でも当たり前にしている生活行為と丁寧に向き合うことで、こんなにも贅沢な時間になるんだな、と感じることができました。

配信元: ガジェット通信

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