「シンプルな服を選んでいるせいか、なぜかおしゃれに見えない」と感じることありませんか?そういう時はアイテムを足す前に、着こなしの中にある“対比”を意識してみるのがおすすめ。夏は重ね着をする機会が減り、コーデもシンプルになりがちだからこそ、シルエットや素材、色のちょっとした違いが、全身の印象を左右します。今回は、シンプルな夏服をベースに、大人世代が取り入れやすい「メリハリ」のつくり方をチェックしてみましょう。
ゆるさ × 細さで、シルエットにメリハリをつくる
全身をゆったりしたシルエットでまとめると、リラックス感が出る一方で、組み合わせによっては全体が少しぼんやり見えてしまうことも。そんなときは、どこか一か所に“細い要素”を加えてみましょう。例えば、ゆったりしたシャツとワイドパンツには、華奢なストラップサンダルを。服にボリュームがあるぶん、足元に細いラインが加わると、全身にほどよいメリハリが生まれます。

▲ゆったりしたシャツとパンツには、華奢なストラップサンダルを。足元に細いラインをつくるだけでも、ゆったりした着こなしがすっきり見えます
ポイントは、服そのものを細身に変えるのではなく、小さな部分でコントラストをつくること。ゆるさを残したまま足元だけを繊細に仕上げることで、頑張りすぎない大人の夏コーデにまとまります。
ツヤ × マットで、素材に奥行きをつくる
色数を抑えたシンプルなコーデほど、意識したいのが素材の違い。例えば、さらっとしたリネン調のトップスに、光をやわらかく拾うサテンスカート。トップスは光を拡散するマットな質感、スカートは動くたびに表情が変わるなめらかな質感。色のコントラストを強くつけなくても、素材が異なるだけで着こなしに奥行きが生まれます。

▲ドライな質感のトップスと、光をやわらかく拾うサテン。素材の表情に差をつけると、シンプルな装いにも自然な奥行きが生まれます
ツヤのあるアイテムを取り入れるときも、全身を光沢素材でまとめる必要はありません。マットな素材の中に、ツヤをひとつだけ。それくらいのバランスなら華美になりすぎず、夏のシンプルコーデにも品よくなじみます。
