外部評価は支援会社選びの一材料

同社は、「2026年 会社図鑑 関東版 100選」への選出や、「SMB Growth企業賞 専門コンサルティング部門」の受賞実績もあるという。
もっとも、こうした受賞や選出だけで、支援内容そのものを評価することはできない。企業が外部パートナーを選ぶ際には、過去の実績だけでなく、自社の課題にどこまで対応できるのか、実行段階までどの程度関与するのかといった点を確認する必要がある。特に伴走型の支援では、企業側と支援側の関係が長期化することもある。専門性だけではなく、事業への理解や役割分担の明確さも重要になりそうだ。
「伴走」の範囲はどこまで広がるのか
同社は今後、現在のコンサルティングや事業支援に加え、新たな事業領域への展開も計画している。
9月には、事業承継を通じた新規事業を始める予定だという。支援する側にとどまらず、自ら事業運営にも関与することで、これまでとは異なる事業モデルを構築していく考えだ。
さらに、クライアント企業への関与を深めるため、労働者派遣事業に必要な許可の取得も予定している。取得後は、人材面も含めて組織内部により近い立場から支援する体制を検討しているという。
ただ、外部企業が現場へ深く関与するほど、支援会社とクライアント企業それぞれの役割や責任範囲を明確にすることも重要になる。
戦略策定から実行支援、さらには人材や事業運営まで、「伴走」の範囲は今後さらに広がっていく可能性がある。その一方で、どこまで外部の力を活用し、どこからを自社で担うのか。企業側にも、支援のあり方を見極める視点が求められていくだろう。

【取材協力】
株式会社フォワード・クリエイション
代表 村上 暁誠
https://www.forwardcreation.jp

