米大手紙『ニューヨーク・ポスト』の名物記者ジョン・ヘイマン氏が「ニューヨーク・メッツが佐藤を積極的にスカウトし検討中。ヤンキース、ドジャース、フィリーズも関心を示している」と報じたことで、日米の球界関係者は大騒然。昨季40本塁打を放って本塁打王を獲得し、シーズンMVPにも輝いた規格外の主砲に対し、米球界の巨大名門クラブがこぞって熱視線を送っている。
メッツか、ヤンキースか、それとも――。大物スラッガーを巡る「究極の選択」と、最高峰の舞台で爆発する成功シナリオを追った。
メッツがサトテルに熱視線!千賀滉大もいる「ニューヨーク第2の巨人」が狙う理由
現地報道で「最も熱心に調査を進めている」と名指しされ、本命に浮上したのがニューヨーク・メッツだ。
オーナーの豊富な資金力を背景に、メッツは佐藤を積極的に調査している。主力を担える左の大砲を必要としており、最新の現地報道では、佐藤を獲得した場合は一塁へのコンバートも視野に入ると伝えられている。日本では三塁を守る佐藤だが、メジャーでは一塁手として起用されるという起用法の変化は、ファンにとっても興味深い展開だろう。
資金力無制限のメガクラブが本気で動き出せば、ポスティング解禁時には破格の条件が提示される可能性も十二分にある。
「メッツに渡すな!」ヤンキースが黙っていられない…サトテル争奪戦がニューヨークで勃発
このメッツ本命報道に黙っていられないのが、同じニューヨークを本拠地とするヤンキースだ。
ヤンキースは2024年のワールドシリーズ敗退以降も地区上位を争う強豪だが、最後に世界一に輝いた2009年から17年間も頂点から遠ざかっている。現在三塁を守るライアン・マクマホンの攻守における課題は現地でも議論を呼んでおり、長年「本物のサード」を渇望してきた。
ヤンキースも佐藤の獲得候補として名前が挙がっているだけに、メッツの動きはニューヨークのライバル球団にとっても無関係ではない。しかもヤンキースには、左打ちの佐藤と相性のいい“あの球場”がある。
