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『パトレイバーEZY』舞台挨拶に伊瀬茉莉也が初登壇「斯波繁夫イズムを引き継ぐキャラ」

『パトレイバーEZY』舞台挨拶に伊瀬茉莉也が初登壇「斯波繁夫イズムを引き継ぐキャラ」

イベントレポート全文その2

このくるみについて出渕監督は「あれは2話の脚本を書いた片山一良くんがつくったキャラクター。最初、伊藤(和典)さんの脚本には入ってなかったんですよ。ただやっぱり、昔のシゲさんのようなポジションが欲しいということで、それでああいうキャラクターになったんですけど。だから女シゲさんみたいなポジションですね」と説明。伊瀬も「はじめは監督からも、くるみは第二の斯波繁夫だとは言われてなかったので。プレッシャーを感じることなく、楽しく演じていたんですけれど、逆に今聞いて、そうだったんだと思って。なんだかちょっと身が引き締まる思いです」と振り返りました。

さらに「実はわたし、(前作のパトレイバーの放送が開始された)1988年生まれなので。今回の新しいシリーズに、千葉さんが同じ役で出演してくださるということに、すごく大きな意味を感じているんです。やっぱり長年のファンの方も、千葉さんが出るなら見ようかなと思ってくださった方々もいらっしゃると思うんですよね」というリスペクトの思いがこもった伊瀬のコメントに、会場からも大きな拍手が送られました。

一方の千葉は「くるみはすごいですよ! 知識も豊富だし、まさに背中に正義と書いてあるような、キャラクターですから。たぶん特車二課整備班初の女性班長になるんじゃないかな。それくらいすごい整備員だと思います」と大絶賛。上坂が「くるみちゃんが、口からしぶき飛ばしてしゃべってるシーンとかは、確かにシゲさんイズムを感じますし、十和ですら勢いに押されて『はい』と言っちゃうような。そのぐらいパワーがあって、いいキャラだなと思います」とコメントすれば、戸谷も「くるみは恐れを知らないですよね。発言のすべてが、“シゲさん以外は”怖いものがないという感じで。意外と誰に対してもフラットで接するというか、班長に対してもタメ口をきいてる瞬間があって。そういう部分でフラットな人なのかなとか。でも技術的な能力はすごいなとも思うし、そこはさすがだなとも思います」と続けました。

さらに本作の見どころについて質問された出渕監督は、「恋のサバイバル」のエピソード内に登場するイノシシについて挙げた。「今回のイノシシの作画は、昔の『パトレイバー』シリーズで作画監督をやっていた黄瀬(和哉)くんがやっているんです。彼が描く動物の動きは本当に素晴らしい。動物を描くのは難しいんですけど、あの素晴らしい動きにはぜひ注目してほしいです」と、アニメファン垂涎の裏話を披露しました。

さらに千葉はすべての話数が面白かった、と前置きした上で、「今回の1話に関しては押井(守)さんが好きそうな、緊張と笑いが入り混じった会話劇。まさにパトレイバーの空気感。一方、『あさき夢みし』は観終わってホロッときました。まさか出渕さんが脚本を書いてるとは思いませんでしたよ」とコメント。

さらにこの日はネタバレオーケー回ということで、劇中に登場する三軒茶屋、そして富士そばコラボについての裏話、「ワインと銃弾」のクライマックスの「どっかーん」は千葉自身が担当した、という話など、映画鑑賞後だからこそ話せる作品の小ネタや裏話などを次々と披露。その貴重な話の数々に、観客は熱心に耳を傾けていました。


『機動警察パトレイバーEZY』File 2シーンカット (C)HEADGEAR / 機動警察パトレイバーEZY製作委員会

イベントレポート全文その3

そんな大盛り上がりのイベントもいよいよ終盤。最後のメッセージを求められた伊瀬が「今回、寺田くるみ役で出演させていただき、本当に光栄です。長年のファンの方々に受け入れていただけたのかなと思い、ホッとしたような安心感もあります。作品は引き続きどんどん面白くなるので、ぜひ応援してください」と笑顔を見せると、千葉も「先ほど3回観たという方もいらっしゃいましたが、たぶん10回以上観る方も出てくると思うんですよ。そういった感想をぜひ『バツ(X)』とかで書いていただけたら」と呼びかけると会場は大笑い。その“バツ”というワードは上坂のツボに入ったようで、笑いが止まらない上坂に対して千葉も「いくらなんでも僕もX(エックス)くらい知ってますよ」と笑いつつも、「それにしてもこれFile 10まで行くんですか?」と質問すると、出渕監督が「予定は未定ですが、大ヒットさせるためにも大事なのは……、つまり“興行収入”ですよ。今日も覚えてください」と呼びかけ会場を盛り上げました。

続く戸谷も「File 2もいよいよ公開ということで、本当に皆さんの熱気を感じていますし、ぜひ世間に『パトレイバー』の面白さを伝えていただいてほしいなと思っています。今日は僕と同世代の方もいらっしゃると思うんですが、そういった世代の方にももっと届くように、ぜひつぶやいていただきたいて口コミで広めていただけたら、とても嬉しいです」とアピール。

上坂は「まずはFile 2の公開を迎えられて、本当に嬉しいなと思うのと同時に、この舞台挨拶に5万人のお客様が来てくださって。めちゃくちゃ幸せな気持ちです。『パトレイバー』の魅力って一言では表せないですし、ひとりひとり違うと思うんですが、今日はそれを求めて皆さんが集まってくださることが実感できて。それがこの作品を支える熱気になると思うので。ぜひ皆さんのアカウントで。“バツ”以外でもいいですからまわりの方に広めてください。『パトレイバー』を知らない人生って本当にもったいないと思うので、まだFile 2なので、今からでも追いつけます! 『パトレイバー』の世界をみんなでこれからも楽しんで盛り上げていきたいなと思います」と熱い言葉を投げかけました。

最後に出渕監督が、「公開からまだ2日目ですが、File 1を上回る出足のようで。お盆休みということもあるかもしれませんが、先ほど3回ご覧になったという方もいらっしゃいましたが、何度も観ていくうちに『ああ、こういうことか』ということが見えてくるような作品作りをしています。ですから皆さんぜひ何度も観に来てください!」と締めくくり、「皆さん、もう一回観に来てくれますか?」と呼びかけると、会場からは拳をあげて「オー!」と返答。大盛り上がりのうちにイベントを締めくくりました。

イベント名:『機動警察パトレイバー EZY File 2』公開記念舞台挨拶
日時:8月15日(土)
会場:新宿ピカデリー スクリーン1
登壇者:出渕裕(監督)、上坂すみれ(久我十和役)、戸谷菊之介(天鳥桔平役)、千葉繁(斯波繁夫役)、伊瀬茉莉也(寺田くるみ役)
MC:バンダイナムコフィルムワークス杉本


『機動警察パトレイバー EZY』File 2キービジュアル (C)HEADGEAR / 機動警察パトレイバー EZY製作委員会

配信元: マグミクス

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