・想定外の事態が発生!
「見に行きたい!」と子どもたちが走っていった先にあったのは、ガチャガチャコーナー。
嫌な予感しかしません。
私もつられて見に行ってしまったのが、運の尽きでした。
息子が指さしたのは、500円のガチャ。
500円!?
最近あまりガチャガチャをやっていなかったので、値段の上がり方にびっくり。
「え、100円で回せる時代は終わったの!?」
と言いたくなりました。
しかし横を見ると、子どもたちは目をキラキラさせています。
そして娘も、推しキャラクターの300円のキーホルダーガチャを発見。
じーっと見ています。
……。
「今日は特別ね」
息子500円。
娘300円。
合計800円。
軍資金3000円作戦、ここで静かに崩壊です。
ただ、この800円は家計からではなく、私のお小遣いから出すことにしました。
理由はいくつかあります。
ひとつは、私自身も「何が出るかな?」と一緒に楽しみたかったから。
もうひとつは、お金は自分のためだけに使うものではない、ということも子どもたちに見せたかったからです。
私は1円でも無駄なお金を払いたくありません。
でも、「節約=絶対にお金を使わないこと」だとも思っていません。
私が基本的にケチらないと決めているものがあります。
それは、子どもの体験と本。
特に、家族で一緒に過ごす時間や思い出については、あまりケチりたくありません。
小学4年生と6年生。
以前の夏休みなら、公園、児童館、図書館、無料の水遊び場でも十分楽しんでくれました。
でも、今はそうはいきません。
無料の遊び場ではすぐに飽きるし、水遊びなら大型のレジャープールへ行きたがる。
ゲームセンターへ行く機会も増えました。
成長すれば、当然お金もかかるようになります。
そして、もうひとつ。
親と一緒に出かけてくれる時間そのものが、少しずつ終わりに近づいていることも感じています。
だからこそ、この800円は「まあ、いいか」と思えました。
・予算はオーバー。でも……
ガチャを回した息子は「にゃんこ大戦争」のぬいぐるみをゲット。
家に帰るまでずっと触って、
「これ当たってよかった!」
「滅多にこのキャラのガチャないから、できてよかった!」
とうれしそうに話していました。
欲しかったキャラクターが出た瞬間には、私も息子とハイタッチ。一緒になって喜びました。
一方、娘は欲しかったものが出ず、ちょっと不貞腐れていました。それも含めて、今思えば面白い思い出です。
ゲームセンターとガチャガチャ。
1000円くらいで収めるつもりが、結果は1300円。
300円オーバー。
ガチャだけを見れば、予定外の800円です。
普段の私なら「予定外の出費」はかなり嫌いです。
それでも、この日の800円については、不思議と後悔がありませんでした。
こうして子どもたちと一緒にショッピングセンターを歩いて、ガチャガチャを見て、一緒に何が出るかドキドキして、ハイタッチできる夏休み。
あと何回あるんだろう。
そう考えたら、800円なんて、安いものです。
ちなみに、この日はイオンの特売日。
最後にピーマンを100円で買えました。
よし。
なんとなく、それで帳尻が合った気がします。
低予算作戦、完全勝利とはいきませんでした。
でも私は、何でもかんでも安く済ませたいわけではありません。
使わなくていいお金は、1円でも使いたくない。
その代わり、自分が「ここには使いたい」と思った時には使う。
今回の800円は、きっとそういうお金だったのでしょう。
予算はオーバーしました。
でも、この負け方なら納得です。
執筆:業務スーパー節約マニア・みさむー
Photo:RocketNews24
