浜辺でビキニ姿でスクワットする動画がSNSで話題のSakuraさん(28)。現在、パーソナルトレーナーとして活躍中だ。かつての体重は39キロ(身長158センチ)。学生時代のあだ名は「ガリ」「ガリ子」。スカートから出る脚を「棒じゃん」「ごぼうみたい」といじられていた女性が、5年をかけ、体重50.3キロの健康的なメリハリボディに大変身。その変貌ぶりから『週刊ポスト』『FLASH』などのグラビアにも登場した。
そんな彼女の転機の一つが、「お米は敵じゃなかった」という気づきだった。39キロだった頃から現在まで、身体と向き合ってきた5年間を聞いた。
「綺麗になりたい」と始めた食事制限で、体重は39キロに
──かつては身長158センチで、体重39キロだったそうですね。
Sakura(以下同) はい。私はもともと小食だったんですが、「もっと綺麗になりたい」という思いから、さらに食事制限をしてしまったんです。当時はまだトレーナーではなかったので、知識もなく、自己流でトレーニングをしていました。「もっと痩せて筋トレをすれば、メリハリのある身体になれる」と思っていたんです。
ところが、食事量を減らしながら運動量を増やしていたので、どんどん細くなってしまって。結果的に体重39キロまで落ちました。「脂っこいものは摂らないほうがいい」「炭水化物も減らしたほうがいい」と思っていたんですよね。今振り返ると、メリハリボディを目指していたのに、やっていたことは逆だったんです。
──もともと細い体型だったのに、それでも「もっと痩せたほうが綺麗になれる」と思っていたんですね。
そうなんです。学生時代から「ガリ」「ガリ子」と呼ばれていて細いこと自体がコンプレックスでした(笑)。友達は冗談で言っていたと思うんですけど、当時は「まあ、そうだよね」と受け止めていました。男子から「ペチャパイだね」と言われたり、脚を見て「棒じゃん」「ごぼうみたい」って言われたり。
今思うと、周りから言われた言葉が、自分の身体に対するコンプレックスを作っていた部分もあったと思います。
──それでも当時は、体重を増やすために「食べよう」とは思えなかった?
そうですね。「食べたら太っちゃうんじゃないかな」「お米って太るじゃん」って思っていました。でも、鏡を見て「なんかおかしいな」と思うようになって。「頑張っているのに、なんでこんなに細くなっているんだろう?」と。
そこで、いろいろ勉強したり、周りから教えてもらったりして、まずは「3食きちんと食べる」というところから再スタートしました。
すると、本当に身体が変わってきたんです。一番大きかったのは、お米です。お米を食べるようになったら、身体に水分が戻って、1カ月くらいで「ふわっ」とした感じが出てきました。「お米は敵じゃなかったんだ」と、そこで初めて実感しました。
「脂肪を味方につける」
――具体的には、どんな食事に変えたのでしょうか?
まず、朝・昼・晩の3食で、お茶碗1杯分ずつのお米を食べるようにしました。タンパク質は、体重1キロあたり2グラムを目安に摂るようにして、脂質も減らしすぎないようにしました。女性は脂質も大切なので、私の場合、1日40~50グラムくらいを目安にしていました。アボカドや魚の脂、オリーブオイルなど、質のいい脂を摂ることも意識しました。
よく食べていたのは、ご飯、鮭、お味噌汁、サラダの「鮭定食」です。食材を毎回変えるのが面倒だったので、同じようなものを3食食べることもありました(笑)。タンパク質を補うために、プロテインや卵も取り入れていましたね。
注意点ですが、大事なのは、ただカロリーを増やして「太る」ことではないんです。栄養のあるものを食べていると、ボディラインも綺麗だし、脂肪のつき方も綺麗になると思います。だから私は「脂肪を味方につける」という考え方になりました。女性はある程度脂肪があったほうが、ふっくらして綺麗に見えると思います。
――グラビア撮影のときも、食事を抜かなかったそうですね。
そうなんです。グラビア撮影のときって、お腹が出るのが嫌で朝食を抜く方もいると思うんですけど、私は逆です。食べます(笑)。もともと食べる量が少ないので、しっかり食べないと「ふっくら」した感じが出ないんですよ。撮影現場でお尻のトレーニングをして、パンプアップさせたりもしました。
──メリハリボディを作るうえで、特に力を入れているトレーニングは?
私は「お尻」を重点的に鍛えました。砂時計のような体型に憧れる人は多いと思いますが、胸はトレーニングだけで大きくするには限界があります。でも、お尻はトレーニングで大きく、綺麗にできる。「じゃあ、お尻じゃん」と思ったんです(笑)。
女性がボリュームをつけたくない二の腕などは必要以上に鍛えず、ボリュームを出したいところをターゲットにする。そういうメリハリのつけ方を意識しています。

