ボディメイクの秘訣は、「続けられる方法」を見つけること
──具体的には、どんな種目がおすすめですか?
私が特に「効いた」と感じているのは、ヒップスラストとブルガリアンスクワットです。ヒップスラストは、一番重いときで50~60キロくらい。10~12回を3セット行っていました。
ブルガリアンスクワットは、片手7キロずつ、合計14キロのダンベルを持って12回を3セット。限界まで追い込みます。ブルガリアンスクワットは、お尻だけじゃなく、前ももや裏もも、さらにバランスを取るためにお尻の横側の中殿筋も使います。体幹や背中も使うので、ほぼ全身運動に近いんです。丸みのあるヒップラインを作りたい方にはおすすめです。
──トレーニングの頻度は?
週3回、1回1時間くらいです。「お尻の日」「背中の日」「もう一回お尻の日」という感じで、週2回はお尻を組み込んでいました。4種目くらいを入れて、集中してやる。私は集中力がずっと続くタイプではないので、3セット以上はあまりやりたくないんです(笑)。重量を上げて効率よくやれば、30分でも十分に効かせられます。大切なのは、ダラダラ長時間やることではなく、続けられる方法を見つけることだと思います。
「アクセサリーはいらない、身体がアクセサリー」
──身体が変わったのに、友人から「前のほうが良かった」と言われたこともあったそうですね。
ありましたね。でも、そのときに気づいたんです。私は以前、「ガリガリ」と言われたから身体を変えようとした。「メリハリが欲しい」と思ったのも、周りから言われたことがきっかけだった。つまり、ずっと周りの言葉や目に左右されていたんですよね。
でも、自分で「こうなりたい」という身体を決めて、そこに近づいて、今の自分に満足できるようになったら、他人から何を言われてもあまり気にならなくなりました。
──身体が変わって、ファッションに対する考え方も変わりましたか?
めちゃくちゃ変わりました。タイトなワンピースや、身体のラインが出る服を着るようになりました。以前よりも服がシンプルになって、「アクセサリーはいらない、身体がアクセサリーだ」みたいな気持ちになるんです(笑)。今は、柄やデザインでごまかすのではなく、究極にシンプルな白や黒の水着が似合う身体を目指しています。
──最後に、39キロだった頃の自分に声をかけるとしたら?
まず「食べることを怖がらなくていいよ」と伝えたいですね。体重計の数字がすべてじゃない。自分がどうなりたいのかを自分で決めて、自分の身体を好きになっていく。そのために食べて、動いて、身体を整えていく。今は、「自分がこの身体で心地いい」と思えることが一番大切です。
取材・文/全夏潤 写真/本人提供
<プロフィール>
Sakura (さくら)
パーソナルトレーナー。158センチ。5年前、誤ったダイエットで体重39キロに。食事とトレーニングの見直しで50.3キロの健康的なメリハリボディを作り上げ、『週刊ポスト』『FLASH』などのグラビアにも登場。現在は首都圏を拠点に、少数の顧客をマンツーマンで指導。ピラティスによる「骨から整える」コンディショニングや、インナーマッスル(天然のコルセット)を重視した女性らしいボディメイクを追求している。

