もう、カップ麺は水でええでしょ
冷たい麺が美味しい季節、まっさかりです。つい先日には「冷水5分で食べられる」という『冷しカップヌードル』が日清から登場し、大きな話題となりました。
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これが非常によく出来ているので、毎日食べたいくらい! しかしながら、『冷しカップヌードル』は2026年8月現在品薄とも言われています。
「冷しカップヌードルが売って無いなら、フツーのカップ麺を水で作ったらいいのでは?」(ピコーン!)
──実はこの発想、けっして無茶・無謀とは言い切れません。事実、日清の(いわゆる普通の)『カップヌードル』は、水でも食べられるのです。
「カップヌードルは水を入れて15分から30分で食べられる」というこの技、お湯を沸かせない環境や非常時などに役立つライフハックとして知られています。
……となれば、日清カップヌードル以外のカップ麺だって、水でイケるんじゃないでしょうか?! 今回はこの「水カップ麺」を、いくつか試してみました。試行錯誤の結果をご覧ください。
水カップ麺、色々試してみよう
※以下の作例・実験はメーカーが想定していない作り方です。みなさんが試してみて満足いかない場合もあるかと思います。その点についてはご了承ください!
みなさまのお墨付き しょうゆヌードル/シーフードヌードル
縦長容器のに入った、オーソドックスなタイプのヌードルです。
こちらの商品に限らず、ノンフライめん全般に言えることですが「熱湯3分」の製品の場合、常温の水20分から30分が適切です。
20分だと麺のコシや硬さ重視、30分だと柔らかさ重視の目安ですね。
冷水だと麺の戻りが遅い場合があるので、常温の水がおすすめ。
もしキンキンに冷したい場合、既定の量より少なめの常温水で作ってから、後で氷を足すのがおすすめです。
今回はタイマー20分でセット。他の作業しながら仕上がりを待ちました。
仕上がった麺はいつもより少しアルデンテ感が出るのも、この作り方ならでは。
スープは下の方で固まっている可能性もあるので、良くかき混ぜるのも大切です。
夏場に汗をかきながら食べるカップ麺もいいですが、キンキンに冷したスープでコシのある麺をいただくのもかなり良いです。
シーフードもしょうゆ味と変わらず、美味しく仕上がりました。もちろん、既定の作り方とは違うので、具材によっては戻りが多少悪いものもありますがそこはご承知おきください! (とはいえ、無理なく食べられました)
ペヤングソース焼きそば
まさかの焼きそばも試してみます! ペヤングでも水カップ麺は有効でしょうか……?
少しドキドキしつつ、水を注ぎます。この作例ではかやくを麺の上に置いているのですが、かやくの種類によっては水に浮いてしまう場合もあるので、可能なら麺の下にかやくを入れたほうが良いかもしれませんね。
熱湯3分なので、ペヤングも20分で作成してみましたところ……おお、なんかいい感じの仕上がり。お湯切りならぬ水切りをしてから、ソースとふりかけ、スパイスを入れて完成です。
恐る恐る試食してみると……ペヤング、めちゃイケます。冷えているためなのか、いつもよりほんの少し味が薄く感じますが、美味しいペヤング(冷やし)が出来上がりました。なぜか、お湯で仕上げたよりも麺のつるみがあるので、すすりやすい仕上がりです。一部、キャベツの中に少し固いままのものがあったので、試す場合はご留意くださいまし!
冷えたペヤング、なかなかにアリです。
ベストプライス レモン風味の塩焼きそば
焼きそばイケるじゃん、ということでイオン系で買った塩焼きそばも試してみます。先の教訓を生かし、かやくは麺の下に入れました。熱湯3分のところ30分かけてみましたが、割と柔らかめに仕上がったので、20分~25分でも良いかも。
水切りした後、液体ソースとふりかけをかけて食べてみると……うまい!!レモンの風味が生きた塩焼きそばなので、冷えていても爽やかに楽しめます。アリです。
ホームラン軒 鶏ガラしょうゆ
ノンフライめんとしても有名なホームラン軒でも水カップ麺は有効でしょうか。
こちらは通常、熱湯4分なので常温水で30分から試しました。……ところが、30分でもなかなか麺がほぐれる感触がありません。結局トータル40分でようやく麺がほぐれるようになりました。チャーシューなどのかやくはしっかり柔らかく戻っています。
麺を実際に食べてみると、少しボソボソ感がありますね。コシはあるんだけど、ちょっと粉の印象も残ったので、もっと戻し時間をかけたほうがよかったか?!
そうこう言いつつも“こういうもの”として食べることは全然可能でした。ただ、今回の仕上がりと比べたら、素直に熱湯の方がいいかもしれないなあ、なんてことを思いました。
オールタイムヌードル うどん
イオン系で購入したノンフライのうどんです。熱湯5分なので40分から試してみましたがまだ固く、トータル60分かけてみました。
しかしながら、まだ芯が残る感覚があるのと、粉感はどうしても感じてしまいました。太さのあるノンフライめんは水カップ麺にするより、きちんと熱湯で食べたほうがおいしさの点でポテンシャルが出せそうです。
ただし! 非常時に食べる方法としては全然、アリです。しっかり完食させていただきました!
麺職人 ゆずしお
麺職人、日清のサイトによると、こちらもノンフライめんのようです。
「ノンフライめん大丈夫かなあ……」という気持ちがありつつも、常温のお水を入れます。
熱湯4分の製品なので、途中でしばしば麺をほぐしながら
40分かけてみましたところ、なんかいい感じの仕上がり!
スープと調味オイルを入れてみましたが、氷水でも油分が固まることもなく、かなりおいしくいただけました。ノンフライめんではありましたが、細めの麺だったのが幸いしたのでしょうか。かなりおいしかったです!!
わかめうどん (フライめん)
こちらはフライめんのうどん。熱湯3分製品なのですが、すこし長めの30分で食べてみました。ほんの少し芯が残っているのですが、そこを割り引いてもおいしさとして全然アリ! 麺のつるみもあって、すごくおいしい冷しうどんになりました。フライめんの場合でも、麺に太さなどのボリュームがある場合は戻すのに時間がかかるようですね。
番外:サッポロ一番 しょうゆ味
カップ麺ではないのですが、袋麺の雄とも言えるサッポロ一番でも試してみましょう。サッポロ一番は「ゆで時間3分」。今回、30分かけて戻してみました。
スープは水でも相変わらずのおいしさです。麺はというと……おっと、結構ボソボソかもしれない。フライめんなのに、なんでだろう……。
冷静に考えてみると、サッポロ一番は“お鍋で沸騰したお湯”での「ゆで時間3分」なんですよね。なので、カップ麺の調理とはまた違う領域であると考えるべきかもしれません。
あ、もちろん、いつものおいしさに及ばないけど食べることはできますので、覚えておいても損は無いかと思います。
ちなみに、「冷たいサッポロ一番」の作り方は袋の裏に書いてあります。熱湯4分で茹でてからお水で〆ると美味しく仕上がるようです。
