食事のたびに「気づいたら食べすぎてた」「お腹いっぱいなのに手が止まらない」と感じていませんか?実は、脳が“満腹”を感じるまでには約15〜20分のタイムラグがあるのです。つまり、食事の仕方次第で食べすぎを防げるということ。そこで今回は、誰でもすぐに実践できる【満腹感を得るための簡単ダイエットテク】を紹介します。
最初の5分がカギ!よく噛むことで満腹中枢を刺激
早食いの人ほど食べすぎやすいのは、脳が「もう十分」と認識する前に食事を終えてしまうから。なので、最初の5分間は、一口につき30回を目安に噛むことを意識しましょう。噛む回数が増えると唾液中の消化酵素アミラーゼが活性化し、血糖値の上昇がゆるやかになります。結果、少量でも“お腹が満たされた”と感じやすくなるのです。

さらに、最初に噛みごたえのある食材(野菜・海藻・きのこ類など)を食べると、より満腹中枢が刺激され、自然と食べる量を減らすことができます。
温かいスープを“最初の一口”に
食事の最初に、温かい汁物をとるのも食べすぎ防止に効果的。冷たい飲み物やサラダから始めるよりも、味噌汁やスープなどの温かいメニューで体を温めると、胃腸がスムーズに働き始めます。さらに、水分が胃に入ることで膨張し、自然と満足感がアップ。
ダイエット中なら、豆腐やきのこ、根菜を入れた具沢山スープがおすすめ。ボリューム感を出しながら、摂取カロリーを抑えられます。また、満腹スイッチを早めにONにできるようにもなるはずです。
