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初の大阪ロケで実感! 杉咲花×板垣李光人が語る「ミーツ・ザ・ワールド」撮影秘話【独占】

初の大阪ロケで実感! 杉咲花×板垣李光人が語る「ミーツ・ザ・ワールド」撮影秘話【独占】

映画『ミーツ・ザ・ワールド』で、主人公・三ツ橋由嘉里を演じる杉咲花さんと、既婚のNo.1ホスト・アサヒを演じる板垣李光人さんにインタビュー。リアリティあふれる映画の見どころや、関西での思い出、そして「あんなぁ」と誰かに話したくなるエピソードをお聞きしました。

( Index )

  1. 圧倒的に分かり合えない者同士でも側にいられる
  2. 明日の自分を「好き」と思える瞬間は?
  3. 初めての新世界! コテコテの町並みに「大阪だな~」
  4. この秋、ふたりが挑戦したいものとは?

映画『ミーツ・ザ・ワールド』はこんな作品!

由嘉里(杉咲花さん)は擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」をこよなく愛し、推し活に励む27歳の銀行員。まわりの結婚・出産に焦りを感じ、合コンに参加するも惨敗し、歌舞伎町で酔いつぶれていたところをキャバ嬢・ライ(南琴奈さん)に助けられ、そのままルームシェアを始めます。やがてNo.1ホストのアサヒ(板垣李光人さん)など、これまで出会ったことのない人たちと交流するうち、歌舞伎町での生活に安らぎを覚える由嘉里。そんな中、希死念慮を抱えるライのことが気がかりで……?

圧倒的に分かり合えない者同士でも側にいられる

映画では、ひょんなことから歌舞伎町でライと暮らすことになった由嘉里や、出会う人たちの息遣いがリアルに描かれていますね。

板垣:

金原ひとみさんの作品は、どれもノンフィクションのような生々しさがあって、それがこの作品の魅力でもあります。「ミーツ・ザ・ワールド」は、いろんな人と出会うことで自分が変わったり成長したりするひとつ前の段階というか、他者を通して自分自身と向き合い、自分を知るというところがすごく素敵だなと感じました。

杉咲:

いかに人と分かり合えるかということではなく、人と人の間に横たわる“圧倒的な分かり合えなさ”が終始描かれていて。でも、そういう人たち同士でも側にいられるんじゃないかという、そうした祈りにも近い内容がすごく好きでした。

杉咲さんは由嘉里を演じるにあたり、“腐女子”の方々に直接お話をお聞きになったそうですね。

杉咲:

BL漫画の読み方であったり、何冊買うかなど、とてもマニアックなお話を伺っているなかでも特に印象的だったのは、それについてお話してくださる姿でした。本当に、輝いていたんです。好きなものについて話をするとき、人ってこんなに多幸感が滲むんだと感動してしまって。そうした姿も参考にさせていただきました。

(C)金原ひとみ/集英社・映画「ミーツ・ザ・ワールド」製作委員会

板垣さんが演じるアサヒは、歌舞伎町のNo.1ホストでもありますね。どのように役を仕上げていかれましたか?

板垣:

自分が触れてこなかった職業なので、ホストの方はどういうリズムで生活をしていて、どんなルーティンがあって、仕事場ではどういうふうに過ごしているのか、というのを知るところから始まりました。
それに、ホストの方ってそれぞれキャラクターが強いので、この方が持つ雰囲気と、あの方が持つ感じを足して2で割ったら、自分が思い描くアサヒ像に近づくかな? と考えたりしながらアサヒのイメージを作っていきました。

配信元: anna(アンナ)

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