この秋、ふたりが挑戦したいものとは?
映画の撮影でも大阪を楽しまれていたようでうれしいです!
杉咲:
やっぱり人情の街だなと思います。昨日乗ったタクシーでも運転手さんが「なに食べたん?」とか、たくさん話しかけてくださって。すごく愉快でした。フランクで温かみを感じますよね。
ちなみに何を食べたんですか?
杉咲:
大阪での舞台挨拶のとき、前日から大阪に来て串焼きとネギ焼きをいただきました! おいしかったです。
では最後に、「anna」は「あんなぁ」という関西の話し言葉から来ているんですが、最近誰かに「あんなぁ」って話したくなったエピソードを教えてください。
杉咲:
なんだろうなぁ? そうですね、私のまわりには山登りを趣味にしている人たちがけっこういるんですが、皆さんすごく心が開放されているように感じるんです。山に登り自然と触れ合うことで、満たされるものがあるのかな? と思って。すごく興味が湧いて、最近、登山専門店でグッズを揃えたところなので、あとは登るだけです!
1泊とは本格的ですね! 登りたい山は?
杉咲:
まずは高尾山からかな? と思っています。
板垣さんはいかがですか?
板垣:
なにかあったかな? そうだ、大阪で皆で食事に行ったとき、いろんなおいしいものを食べたんですが、改めて僕は梅水晶が好きだなと思いまして。
杉咲:
おいしかったねぇ(笑)。
板垣:
おいしかったです(笑)! だから、いつでも食べられるように家で作ってタッパーとかに保存できないかな? と考え中です。
杉咲さんと板垣さんのお話から、映画『ミーツ・ザ・ワールド』の世界がよりリアルに、そして親しみ深く感じられました。人との距離やつながりに悩みながらも、少しずつ前に進もうとする由嘉里やアサヒの姿に、きっと共感する人も多いはず。この秋、あなたも“明日の自分をちょっと好きになれる”物語に出会ってみませんか?
写真/松井ヒロシ 取材・文/中野純子

