「去年はおしゃれだったのに、今年はなんか古く見える…」。そんな違和感を覚えたら、それは“おしゃれのバランス”が変化しているサイン。2025秋冬は“軽さと構築感”を重視するムードにシフトしています。そこで今回は、つい手に取りがちな「おば見えアイテム」と、今っぽく更新するためのコツを紹介します。
“ロングカーディガン”は重たく見える。今はショート丈で軽やかに
かつて人気だったロングカーディガンも、今季は重見えアイテムの代表格。ひざ下までの長さや厚手素材は、体のラインを隠しすぎて「のっぺり感」や「野暮ったさ」を生みます。
今シーズンはウエスト位置が高く見えるショート丈やクロップド丈が旬。ボリュームボトムやロングスカートとも好相性で、全身のバランスが一気に若々しく見えます。

“ワイドすぎるパンツ”は古見え。今は“ストレートライン”が主流に
ゆるっとしたワイドパンツブームも、今季で一段落。腰まわりから裾までダボッとしたシルエットは、重心が下がって脚が短く見える原因に。
2025秋冬は“まっすぐ落ちるストレートライン”や“微フレア”がトレンド。素材よりもシルエットの美しさが重要で、脚のラインを拾わずスッと見せる構築感がトレンドの鍵。トップスも短丈やコンパクトニットを合わせて、縦ラインを意識しましょう。

