京都・東山にあるラグジュアリーホテル【ハイアット リージェンシー 京都】。187室13タイプの客室をそろえ、広々としたデラックスルームや5タイプのスイートルームを用意します。ここでは上質な滞在を楽しめる「デラックスバルコニー」と「エグゼクティブスイート キング」を紹介します。
|全てに於いて上質な「デラックスバルコニー」
それぞれの客室はオーセンティックで落ち着いたデザインと共に、着物の生地が彩るヘッドボードや柔らかな光を投げかける行灯風の照明など、さりげない日本の伝統美を配します。寝具を整えるターンダウンサービスも希望によって対応可能です。
ホテル最上階の5階に位置する「デラックスバルコニー」はキングとツインの2タイプの客室を用意。眺望は国の重要文化財に指定されている京都国立博物館の本館か、池と緑に囲まれた日本庭園を見下ろせます。

▲60平米の「デラックス ツイン, バルコニー」
客室はソファーや大きなデスクも置かれ、ゆったりと過ごせる広さです。

▲広い窓は開放感がありました
庭園側の客室は目の前に緑が広がり、街中にいることを忘れてしまう風景です。

▲ヘッドボードを彩る着物の生地
どの客室もヘッドボードには大正から昭和にかけて織られた着物の生地が使われて、客室ごとに色や柄、織り目なども異なります。古都の風情に触れるしつらえは、インバウンドのゲストのみならず、わたしたち日本人にとっても斬新でした。

▲コーヒーマシンや有料のミニバーも用意
部屋のサイドボードにはネスプレッソのコーヒーマシンやケトルのほか、すぐに使えるようにコーヒーカップも置かれていました。ミニバーにはウォッカやスコッチ、バーボン、ジンをそろえます。

▲ベランダも広々
ベランダは客室の横幅ほどの広さがありました。庭の緑に癒されます。

▲中庭の眺め
日本庭園側のベランダからは、錦鯉の泳ぐ池を見下ろすことができます。紅葉の季節は色づく木々を楽しめるそうです。

▲水回りも十分すぎるほどの広さです
バスタブが置かれた窓際まで御影石が敷き詰められた上質な水回り。洗面にはダブルベイシンを採用し、バスローブも架かるほか、2人がそれぞれ使えるオープンクローゼットもありました。

▲ヒバのお風呂
これまでに利用した客室のヒバのバスタブとしては最大の大きさで、2人で入ってもたっぷり余裕がある贅沢さ。湯舟の前は深い緑が広がって解放感満点のバスタイムを楽しめます。

▲ソープとバスソルト
シャンプー、リンス、ボディーソープは、カナダ発のオーガニックブランド「ファーマコピア」のアルガンオイルコレクションをそろえます。バスソルトはヒノキオイルをブレンドしたヒマラヤ岩塩で、針葉樹の爽やかな香りに包まれました。
|和室を備えた「エグゼクティブスイート」
錦鯉が泳ぐ庭園を間近に見られる1階の「エグゼクティブスイート」は、それぞれキングとダブルをラインアップ。6畳の和室とゆとりのあるリビングベッドルームの2部屋からなる70平米の客室です。

▲「エグゼクティブスイート」のエントランス
入口をはいると床に靴脱石(くつぬぎいし)があり、障子を開けると直接和室につながります。

▲ゆとりのある洋室
「エグゼクティブスイート キング」は客室全体で70平米。和室部分は6畳とコンパクトなので、キングサイズのベッドや、2脚のソファとテーブルが置かれた洋室も十分なゆとりがありました。さらにローベッドの採用で空間が広く感じられるほか、ヘッドボードの着物の生地や照明の和紙などで和の雰囲気が加わります。

▲緑豊かな庭園向きの窓
庭園側は一面窓になっているので、室内も明るく開放感もありました。

▲靴を脱いでくつろげる和室
茶室をイメージして、正座をしながら部屋にはいる “にじり口” がある珍しい作り。テーブルの下は掘りごたつにすることも可能で、足を延ばしてくつろげます。和室からも庭園を眺めることができました。

▲洗面はダブルベイシンを採用

▲大きなヒバの湯船
湯舟の脇にはレインシャワーも備え、バスアメニティは全室共にファーマコピアです。
上質で古都の風情を感じられる【ハイアット リージェンシー 京都】の客室。このほかにも日本の伝統色を採り入れた「KYOTOスイート」や2部屋の寝室を備えた最上級の「リージェンシースイート」を用意。千年の歴史に彩られた京都・東山で、ゆったりと過ごすひと時を味わってみてくださいね。<text&photo:湯川カオル子 予約・問:ハイアット リージェンシー 京都 https://www.hyatt.com/hyatt-regency/ja-JP/kyoto-hyatt-regency-kyoto>
