立春(りっしゅん)の二十四節気発酵レシピ│菜の花の塩麹ごま和え、他2品

立春の発酵レシピ

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ほうれん草のニンニクバターソテーとポーチドエッグ

ほうれん草のニンニクバターソテーとポーチドエッグ

新鮮なほうれん草が手に入ったら作りたいレシピ。ポーチドエッグをのせていただきましょう^^

材料

【2人分】

・ほうれん草 2束 4㎝カット

・にんにく 1片 スライス

・バター(ギーでも) 大さじ1

・塩麴 小さじ2~

・ブラックペッパー

〈ポーチドエッグ用〉

・玉子 2つ

・純米酢 大さじ3

作り方

1、〈ポーチドエッグを作ります〉小さな鍋に5㎝ほどお水を入れ沸騰させておく。沸騰したら純米酢を入れ、お玉でお湯を大きくかき混ぜ中心に渦を作る。渦があるうちに、玉子をやさしく入れる。2分間ほどゆでる。(L玉であれば3分ほど)

2、お玉ですくってキッチンペーパーにとり、水けをとって完成。

3、フライパンに、にんにくとバターを入れ弱火で香りを出す。

4、ほうれん草の茎の部分を入れフタをし、1分ほど蒸し煮する。

5、残りのほうれん草を全て入れ、塩麴を加えてフタをして2分ほど蒸し煮する。

6、お皿にほうれん草を盛り付け、ポーチドエッグをのせブラックペッパーをかけたら完成。

ポイント ほうれん草に火が入りすぎると形が崩れ、味も落ちるのでサッと調理するのがおすすめです!

カニと白菜のココナッツミルク煮込み

カニと白菜のココナッツミルク煮込み

白菜は旨味をたっぷり出して、旨味をたっぷり吸いこんでくれる優秀な野菜です。魚介類との相性が抜群なので、カニのほかにもあさり、ホタテ、鮭などでも美味しく作れます。

材料

【2人分】

・カニ ほぐし身50g~(カニ缶でも)

・にんにく 1片 スライス

・ローリエ 1枚 2つにちぎる

・白菜 1/4玉 4㎝カット

・お水 200ml

・ココナッツミルク 200ml

・塩麴 大さじ2

・白みそ 大さじ1(なくてもOK)

・オリーブオイル 少々

・ブラックペッパー 少々

作り方

1、大き目の鍋ににんにくと油(分量外)とローリエを入れ弱火で香りを出す。

2、鍋に白菜と塩麴を加え、しんなりするまで炒める。

3、カニ、お水、ココナッツミルクを加えフタをして弱火で20分ほど煮込む。

4、白みそを加えて、塩で味を整える。

5、お皿に盛りつけオリーブオイル、ブラックペッパーをかけて完成。

ポイント

白菜を煮込む前に、炒めると甘みがでてより美味しくなります。味も力強くなり、満足感もアップします。

菜の花の胡麻和え

菜の花の胡麻和え

すりたてのごまのおいしさは格別です。菜の花と和えれば春のごちそうに。

材料

【2人分】

・菜の花 1束 4㎝カット

・黒ゴマ 大さじ4

・塩麴 大さじ1

作り方

1、菜の花の茎の部分を入れ1分ほど蒸す。次に残りの菜の花を入れ2分蒸す。(フライパンで蒸しても〇)

2、すり鉢で黒ゴマをする。塩麴も加え混ぜておく。

3、蒸した菜の花のあら熱をとる。(水分をよくきっておく)

4、菜の花をすり鉢に入れよく和えて完成。

ポイント

菜の花は火が通りやすいので、太い茎の部分と葉の部分を分けて火を入れることでどちらもちょうどよい具合になります。こういったシンプルな料理は火加減が重要ですから、少しだけ緊張感をもって作るのをおすすめします。

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立春は旧暦での新年

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旧暦では立春の新月、今年2021年は2月18日に新年を迎えます。アジア圏ではこの日に盛大にお祭りを行う国がたくさんあります。中国ではゴーティエという餃子を家族で作って食べたり、韓国ではトッククという韓国のお雑煮を食べたりします。また、ベトナムでは金と赤の装飾で町が彩られます。旧暦新暦いずれにせよ、春は始まりの季節です。新しい年を新しい気持ちで迎えましょう。

今回は春を感じるレシピをご紹介しました。これから春の食材たちが出回ります。まだまだ先の見えない毎日ですが、季節は巡っています。陽ざしの温かさや、風の香り、道端に咲く花からたくさん春を見つけていきましょう!