「山椒塩麹」は初めての山椒レシピにピッタリ!│小満(しょうまん)の二十四節気発酵レシピ

山椒の実の下茹での方法

山椒はアクと辛味が強いので、下茹でして水にさらし、辛味とアクを取り除く必要があります。

下ゆでの手順

1、山椒の実を枝からとる

※小さな枝がついてしまっても問題ありません

2、沸騰したお湯で1分茹でる

3、お水に3~5時間、辛味が苦手な方は1晩さらす

4、水をよく切って下茹で完成

(広告の後にも続きます)

小満の発酵レシピ①「手作り山椒塩麴」

材料

・下茹でした山椒の実

・麹

・塩

・水

※分量は体積で測ります。1つカップを用意し、下茹でした山椒の実:麹:塩の割合を1:1:1/3になるように測る(おおよそで構いません)

作り方

1、ボウルに下茹でした山椒の実、麹、塩を入れよく混ぜる。

2、煮沸消毒した保存瓶に入れ、ひたひたになるように水を入れてよく混ぜる。

3、一晩常温で置き、翌日から冷蔵保存に切り替える。とろみがついたら完成。(乾燥麹か生麹で日数は変わりますが、どちらの麹でもだいたい2日~から美味しく召し上がれます)

※冷蔵庫で半年ほど保存できます

小満の発酵レシピ②「ちりめんじゃこ山椒塩麹」




小満の発酵レシピ②「ちりめんじゃこ山椒塩麹」

ごはんにたっぷりかけて召し上がれ!

材料

・ちりめんじゃこ 80g

・手作り山椒塩麴 大さじ4

A 酒 80ml

A 醤油 大さじ1

A みりん 大さじ2

ごま 少々

作り方

1、鍋にAをいれ火にかける。

2、沸騰したらちりめんじゃこをいれ弱火にし、全体になじませ2~3分ほど火を入れる。

3、山椒塩麴をいれよく混ぜ、弱火のままお好みの水分量まで煮切る。

4、最後にごまをふって完成。

ご飯が良く進みます!冷蔵保存で10日間ほど保存できます。

(広告の後にも続きます)

雨続きでムシムシする季節は、発酵食材で自然の恵みを存分に味わおう

今回は、手作り山椒塩麴の作り方をご紹介しました。

山椒の実は下茹でが少し面倒ですが、佃煮やオイル漬け、みりん漬けなどにも適した変幻自在の楽しい食材です。うなぎにかけるだけではもったいない!ぜひ、手軽に挑戦できる山椒塩麴を、ご家庭で作ってみてください。

これから本格的に夏を迎えます。その前に梅雨に入り、体調を崩しやすい時期を乗り越えなくてはなりません。毎日いただく食事を大切にして、健康な体を育てていきましょう!