口座使い分けで貯金できるって本当? 上手な使い分け方と金融機関の選び方を解説します

口座を使い分けて貯金する際のコツ

口座を使い分けて貯金をするためには、次の3つのコツを覚えておきましょう。

口座を使い分けて貯金する際のコツ

あらかじめ目標の貯金額を決めておく

先取り貯金の仕組みを作る

複数口座を管理できるアプリを活用する

あらかじめ目標の貯金額を決めておく

口座を使い分けて貯金をする際には、あらかじめ貯金をするゴールを決めておきましょう。

目標を決める際は、「その貯金をいつまでに貯める必要があるのか」「貯金したお金を何に使うのか」を具体的に決めておきましょう。

たとえば、1年後に家族みんなで国内旅行をするために60万円を貯金したい場合には、1ヶ月あたり5万円(60万円÷12ヶ月)を貯金する必要があると計算できます。

目標の貯金額を決めることで毎月必要になる貯金額を明確にすることができ、貯金のモチベーションにもつながるのでおすすめです。

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先取り貯金の仕組みを作る

貯金を成功させるには、先取り貯金の仕組みを活用しましょう。

上述のように、普段の生活費を引き出すメインバンクと同じ銀行で貯金用口座を開設すれば、「自動積立定期預金」が利用できます。

毎月一定額を自動的に貯金用口座へ積み立ててくれるので、自分でお金を移動させる手間がかからないことが特徴です。

また、国が推奨している「つみたてNISA」や「iDeCo(個人型確定拠出年金)」は、毎月一定額を積み立てながら資産運用をする制度なので、これらを活用していない人はこの機会にぜひ検討してみてください。

会社勤めの場合は、勤務先が「財形貯蓄制度」を導入していれば、毎月のお給料から天引きで自動的に貯金ができるようになります。

これらの仕組みを活用すれば、今までに貯金が続けられなかった人でも簡単に貯金ができるようになるのでおすすめです。

複数口座を管理できるアプリを活用する

口座を使い分けながら貯金を進めていく中で重要なのが、それぞれの口座のお金の流れを管理することです。

いくら貯金用口座や緊急時用口座に分けたとしても、生活用口座からむやみにお金を引き出して無駄遣いしていては、いつまで経っても貯金することはできません。

家計簿をつけるのもおすすめですが、最近では複数の口座を一括管理できるスマホアプリなども登場しています。

「マネーフォワード」や「Zaim」、「Moneytree」などを活用すれば、ひと目で口座内のお金を確認することができるのでおすすめです。

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まとめ

貯金を成功させるには、生活用・貯金用・緊急時用といった具合で、複数の口座を使い分けることが大切です。

口座を分けすぎても管理が大変になってしまうので、3つ程度の口座を使い分けるのが良いでしょう。

銀行口座にはいくつかの種類があり、選んだ銀行によって利便性や特典の内容が変わってくるので、メインバンクとの相性の良さで他の口座を開設するようにしてみてください。