最近注目のeスポーツ。その競技人口は世界で1億人を超え、国内での認知率は、10~20代男性で80%以上とも言われています。また、プロeスポーツ選手は男子中学生がなりたい職業第2位にもなりました。話題のプロeスポーツ選手、大会での賞金はいくらもらえるのでしょうか?また、日本と世界の賞金の差についても説明します。

eスポーツとは?オリンピック競技になる可能性も


国立競技場
【画像出典元】「PhotoAC」

eスポーツとは、エレクトロニック・スポーツ(electronic sports)を略したもの。コンピューターゲーム、ビデオゲームなどの対戦を、スポーツ競技として捉えてこう呼びます。すでにその競技人口は、世界で数億人以上。海外をはじめ、日本でも数多くの大会が開催されるようになりました。

今年開催される「第19回アジア競技大会」では、eスポーツを正式競技として採用。こういった盛り上がりを受け、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長も、将来的に五輪競技として検討する可能性があると言及しています。

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日本と世界のeスポーツ大会の賞金額ランキング


eスポーツ大会で優勝
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日本と海外、それぞれeスポーツ大会の賞金ランキングTOP5を比べてみましょう。海外のほうが日本よりも、賞金額が大きいことがわかります。その理由としては、海外に比べ日本のeスポーツの市場規模が小さいこと、日本では賞金に対し法規制の影響があったことなどが挙げられます。

しかし、日本でもeスポーツの市場規模は拡大しており、賞金が法律に触れないガイドラインも制定されたことから、これからの賞金額は増えていくと思われます。

<世界の大会の賞金ランキング>

1位 Dota2:約369億3800万円
2位 Counter-Strike: Global Offensive:約170億1900万円
3位 Fortnite:約144億2500万円
4位 League of Legends:約118億円
5位 Arena of Valor:約61億5100万

※データ参照:esportsearnings(2022年4月25日時点、1ドル=128円で換算)

<日本の大会の賞金ランキング>

1位 PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE SEASON 1:約3億円
2位 Apex Legends Global Series:約1億8000万円
3位 Shadowverse World Grand Prix 2018:約1億4000万円
4位 MONSTER STRIKE GRANDPRIX 2019:1億円
5位 荒野行動 Championship-元年の戦い:2500万円

※データ参照:e-sportsPLUS