飲酒量を減らしてからすこぶる調子がいい!

医師の話では、心房細動の原因には喫煙や飲酒があるそうです。私の場合、タバコはやめましたが、酒は若いころから毎日3合くらい飲んでいました。ときには1升飲むこともありましたから、それが原因だったのでしょう。

「飲むな、とはいわない。ただし、日本酒なら1合、ビールなら350ml 2缶まで」とくぎを刺されました。

以来、ふだんは飲んでも1合を守っています。焼酎はアルコール度数が高いので、飲むときは半分を水割りに。そんなふうに酒の量を減らしてからは、すこぶる調子がいいです。

高血圧もありますが、降圧剤を飲んでいますし、かみさんが塩分控えめの食事を作ってくれています。そうやって気をつけながら暮らしていけば、大事には至らないということじゃないんでしょうか。

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深酒を避けて減塩を心がけ野菜をたっぷり
東京ハートリズムクリニック院長 桑原大志

たとえ、アブレーション治療で心房細動が治っても、深酒を続けていると不整脈は再発してしまいます。また、血圧を正常に保つこともとても重要です。お酒はほどほどにし、減塩を心がけ、野菜をしっかりとるようにしてください。師匠が元気に高座で演じる姿を、いつまでも拝見できることをお祈り申し上げます。

この記事は『壮快』2022年8月号に掲載されています。

画像参照:https://www.makino-g.jp/book/b607723.html