中世の貴族のお屋敷に泊まる、イギリスの「マナーハウス」宿泊記 #ロンドン女子の英国日記

2人宿泊にぴったりなコージーダブル


今回宿泊したマナーハウスは16世紀に建てられたお屋敷を改装しており、置き型バスタブや天蓋付きベッドがあるラグジュアリーなスーペリアルームなど、お部屋タイプも様々ですが、今回は一番リーズナブルな“コージーダブル”のお部屋をセレクト。

朝食付きで2人で190ポンド(約31,500円)と、マナーハウスにしては、かなりお財布に優しい価格で宿泊することができました。


(撮影)清信勇哉

白と青を基調にしたシルバニアファミリーのような雰囲気のお部屋。

こぢんまりとしたサイズ感ではありますが、2人で過ごすのに十分のふかふかベッドに、ゆったりと腰かけられるソファ。大きな窓からは陽の光が燦々と降り注ぎ、とても居心地のよい空間です。


(撮影)清信勇哉

イギリスではシャワールームのみのお部屋も多いのですが、きちんとバスタブも設置されていて、旅で疲れた体を入浴で癒すこともできます。

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書斎やバーで思い思いのひと時を

ここを拠点として、魅力的なコッツウォルズの村々をバスやタクシーで巡るのはもちろん、ホテル内でゆったりとした時間を過ごすのも、マナーハウスステイの醍醐味。


(撮影)清信勇哉

今回宿泊したマナーハウスには、一階におしゃれなライブラリー(書斎)があり、コッツウォルズやイギリスにまつわる書籍をはじめ、いろんなジャンルから選りすぐられた興味深い本たちを自由に楽しむことができました。

もちろん、読書だけでなく、友人や家族と話に花を咲かせている方々や、黙々とPC作業に没頭している方、チェスを楽しんでいる方など、皆さん思い思いのひと時を過ごしていらっしゃいました。


(撮影)清信勇哉

館内には、バー、レストラン、ブラッスリーがあり、朝食からコースディナー、軽食、スイーツまで様々なシーンに合わせた食事も楽しめます。

中には予約が必要なものもありますが、アフタヌーンティーや日曜限定のサンデーローストなど、イギリスらしいメニューもたくさん揃っていましたよ。(ライブラリーでアフタヌーンティーをいただくこともできるそうで、とても興味をそそられました……!)


(撮影)清信勇哉

この日は、大きな窓から緑豊かなイングリッシュガーデンが望める「THE MULBERRY RESTAURANT(ザ マルベリー レストラン)」でディナーを。
もう19時を過ぎていましたが、夏のイギリスは日が長いので、まるで昼間のような明るさです。


ハーブが香る「ビートルートのタルタル」
(撮影)清信勇哉