メモを取ってその人の特徴を捉えてみる



初回は全員に向けて30秒の自己紹介をしたのですが、受講者の中に1人、一生懸命メモを取っている方がいました。講座の後、私はその方に声を掛けられたのです。「○○さん、同じ〇〇市ですよね」と。声を掛けてもらい、すごくうれしかったことを今でも覚えています。

きっとメモをしていたのは名前だけでなく、話の内容やその人の特徴も含めて書いていたのだと思います。だから、私の顔を見たときに名前と特徴がさらっと出てきたのだと思うのです。私は「メモを取ることでたしかに名前も覚えやすくなるな」と実感しました。

そして、もう1人。自己紹介が終わったあと、すぐに何人かの名前と特徴を話し始めた講師の方にも驚かされました。私と同じ話を同じ回数しか聞いていないはずなのに、講師の方は名前とこんな人だという特徴をパッと捉え、覚えやすくして記憶しているようでした。

この講師の方のように、会話の中で特徴や要点を意識する工夫をすれば、私の名前を忘れがちな問題も改善するのではないかなと思いました。

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まとめ

いつもポジティブ思考の夫には、「名前を覚えていなくても、きっと相手の人も覚えていないから大丈夫だよ」などと言います。そう考えると気ラクになれますが、でも、名前って呼んでもらうとうれしいものです。保育士をしていたときも、あまり関わりのない学年の子に、私はあなたのこと覚えているよという気持ちで名前を呼ぶことを大事にしていました。名前を呼ぶことで、ぐっと距離が縮まる気がします。

加齢を感じるようになり、今までのようには名前が出てこず戸惑うこともあります。でも、覚えようと意識するちょっとの努力と、ちょっとのメモなどの工夫を忘れずにしていこうと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者/マキ(40歳)
夫と子ども2人に私の4人家族。うらやましいくらいポジティブな夫を見習って、ネガティブ思考を改善中です。