スタイリスト永岡美夏さんのJournal de la mode vol.3「旅心を誘うワンピース」

フランス映画のもつコケティッシュな雰囲気が好きなスタイリスト永岡美夏が、大人に最適なアイテムを紹介する連載。今回のテーマはワンピース。20代の頃はミニドレス、30代はジャージードレス、そして40代になってからは程よい肌見せ感が女性らしいカシュクールワンピースを好んで着るようになりましたが、海辺の街へ移り住んだことで、お洒落なワンピースだけではなく、リラクシーなものにまで着こなしが広がった私のワンピース遍歴。今回はそんな旅に出たくなるワンピースたちをご紹介します。

「バナナ・リパブリック」のスイートな白ワンピ


Selene ティアードミディワンピース¥24,000(バナナ・リパブリック)

スペイン・イビザ島に旅をした時、地中海のコバルトブルーに映える白いワンピースを着た女性たちがとても素敵でした。そんな記憶を呼び起こしてくれるような「バナナ・リパブリック」のレースのトリムが施されたティアードワンピース。一見甘めなアイテムも小物を黒で統一することでモダンな印象へと導いてくれます。夏は1枚でさらりと、秋はざっくりニットやジャケットと合わせて大人の着こなしを楽しみたい。

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海辺に映える「ハウス オブ ロータス」のカディコットン ワンピース


カディストライプカシュクールワンピース¥55,000(ハウス オブ ロータス)

インドの職人によって手つむぎの糸から丁寧に織り上げられた「ハウス オブ ロータス」のオリジナルのカディコットンワンピース。フロントにボタンがあるのでカシュクールにしても着崩れることなく、ブルーと白のストライプが海辺に映えます。共布でウエストマークをして、パンツレイヤードさせたり、フランス人マダムのように水着の上からサラッと羽織って読書をしたりと、大人のリゾートスタイルにもおすすめです。