対策3:スマホをやめて心が落ち着く音楽を聴く



スマホを使い始めてから、毎日寝る直前までスマホとにらめっこし続けてきました。体に良い影響を与えないことは明らかで、夜中に何度も目が覚めるという状態でも、なかなかその悪習慣をやめられませんでした。でも、これを機に深い睡眠を導くような行動に変える決心をし、眠りに入る前にスマホを見るのではなく音楽を聴くことにしたのです。

これもとても効果的で、部屋を真っ暗にして穏やかな音楽を聴いていると、まるで脳波に変化が表れるような気がしました。脳や心臓が落ち着き、体の状態が睡眠に無理なく入れる準備が整うかのようにリラックスできます。

音楽はクラシックや眠りを誘うようなゆったりとした流れの曲ならジャンルは決めずに聴いていますが、ボーカルは入っていない曲のほうが眠気を誘うようです。音楽を聴くようになってから深く眠れるようになったのか、朝のアラームが鳴る少し前まで一度も起きずに寝られる日もあるので大成功です!

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まとめ

すべきことだらけの毎日なので、心も体もいっぱいいっぱいになりがちです。深く眠れず頻繁に目が覚めてしまう原因は、そんな状況の上に更年期が重なったこともあると思います。昼寝やストレッチ、そして寝る前の音楽は、毎日するとは決めていません。目的は睡眠不足の解消と安眠ですが、これ以上「しなければいけないこと」を増やすのは精神的にも良くないと考えて、できる日におこなうように決めました。

それぞれに大きな効果が見られ、またこの緩い取り組みに対する姿勢も、心身のバランスの調整に役立っています。健康で長生きするのが目標の私にとって、質の良い睡眠は必要不可欠です。今後も体の不調にはしっかりと向き合っていくつもりです。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。

著者/よーさ(52歳)
英語なんでも屋・ライター。長い海外生活で気付いたらストレートの髪が天パに。現在は夫と思春期の息子と南国に暮らす。40歳で老眼、50歳で白髪が増えホットフラッシュに苦しむ。仕事で不規則な生活なため運動不足解消に時々走ったり泳いだりする。甘い物が大好きで困っている。