夫と娘、息子、猫と一緒に暮らしているちくまサラさん。帯状疱疹になったときのことをマンガにされています。

突然、首に痛みを感じたちくまサラさん。最初はフィットネスで痛めたのかなと思っていたのですが、次第に痛みの範囲が広がっていきました。そこで、かかりつけの整骨院に行くと……。

首にちょっとした違和感が…

ある日、ちくまサラさんは首に「ピリッ!」とした痛みを感じます。最初は家でしていたオンラインフィットネスで「ちょっと無理しちゃったかな…」と思った程度だったのですが、翌日になるとピリピリと痛みが増して、3日目にはビリビリッと体の芯から来ているような痛みに変化。これはヤバいと思ったちくまサラさんは……。

















私は自宅でするオンラインフィットネスを週3回ペースで続けています。だから、最初に感じた「ピリッ」とした首の痛みは、このフィットネスで痛めてしまったのかと思ったんです。

でも、日を追うごとに痛みの範囲が広がり、首だけでなく、頭から肩にかけて体の右側が痛むように。しかも最初に感じた筋肉痛のような痛みから、神経から来るような「ビリビリ」した痛みに変化していったのです。

これは、自力で治すには無理な痛みだと思ったので、かかりつけの整骨院を受診することにしました。我慢できないくらいに痛むので、お願いして診療時間終了間際に診てもらえることに。先生に施術してもらうと、「首のところにしこりがあるね……」と。病名は忘れてしまいましたが「頸椎なんとか症」かもしれない、とのことでした。

帯状疱疹についていろいろネットで調べてみたら、初期症状について「体の左右どちらかに神経痛のような痛みが表れる」とありました。まれにかゆみや違和感だけの場合もあり、初期の段階で気付くのはかなり難しいとか。

痛みの度合いは、「整形外科に行くような痛み」と表現していたサイトもあり、私の場合はまさにコレでした。帯状疱疹ではリンパに沿ってしこりができることがあるみたいで、先生が言う「首のしこり」は多分それだったのかもしれません。

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帯状疱疹は高齢者がなる病気というイメージがあるので、なかなか自分では痛みの原因が帯状疱疹とは気付かないものですよね。しかも、発症したては帯状疱疹ならではの発疹もなく、痛みの感じ方も変化していくので、余計に判断がつきにくいですね。

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監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。

著者/ちくまサラ
長崎県在住、2児の母。ライブドアブログ公式ブロガー。自分のメンタルや、子供との向き合い方を考察した育児漫画、エッセイ漫画を中心に描いています。