夫と娘、息子、猫と一緒に暮らしているちくまサラさん。帯状疱疹になったときのことをマンガにされています。

ある日、首に「ピリッ!」としたちょっとした痛みを感じたちくまサラさん。日を追うごとにピリピリからビリビリッと体の芯から来ているような痛みに変化。これはヤバいと整骨院を受診したところ……。

痛みが増して、赤い発疹が…

我慢できないくらいに痛むので、お願いしてすぐに診てもらうと、「首のところにしこりがあるね……」と。病名は忘れてしまいましたが「頸椎なんとか症」かもしれない、とのことでした。整骨院でマッサージなどの施術を受け、「もし、数日たっても治らなければ、はりをするのでまた来てください」と言われました。

















症状はよくなるどころか悪化。最初に痛みを感じてから4日後、右肩あたりに赤い発疹が広がり、耳の後ろ側がズキズキと痛むように。これらは後になって調べてみてわかったんですが、まさに帯状疱疹に初期症状のようなんです。ネットには「痛みや違和感が数日間続いた後、その場所に赤い発疹が現れる」とありました。

でも、私はそれを整骨院で受けた施術による反応だと思ってしまったのです。整骨院じゃなくて整形外科に行っていたとしても、きっと同じように「病院で診てもらったからかな」と思っていたでしょう。痛みを感じた部位が胸や横っ腹だったら、違ったのかもしれません。違和感が首から肩にかけてだったから、イラストレーターならではの職業病だと思ってしまいました。
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整骨院で診てもらった後だから、赤い発疹が「施術によるものかも」と思いますよね。たしかにそれは整形外科でも整体院でも同じように思う人も多いのではないでしょうか。また、帯状疱疹は発疹よりも先に痛みが来るから、どこで診てもらうかでミスリードされてしまう可能性もあるのかもしれませんね。

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監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。

著者/ちくまサラ
長崎県在住、2児の母。ライブドアブログ公式ブロガー。自分のメンタルや、子供との向き合い方を考察した育児漫画、エッセイ漫画を中心に描いています。