「いくつになってもファッションは楽しい!」スタイリスト永岡美夏さんのJournal de la mode vol.10

もう大人だから履かないかなと仕舞い込んでいたショートパンツ。趣味のタンゴのおかげで脚に筋肉がつき、「あら!いい感じかも♡」と、この夏は制服のように毎日履きました。大人のファッションは、もう似合わないからさようならではなく、「またいつか」があることを体感しました。ファッションに背中を押してもらったり、今っぽさを楽しんだり、ポジティブになれたり。いくつになっても、やっぱりファッションは楽しい!

やっぱり大好き!私のアイコン的存在「レペット」


Cendrillon Ballerinas[ヒール1cm]¥44,000(レペット)

パリに憧れた20代の私の足元を彩ってくれたレペット。30代はヒールで街を闊歩し、バリバリ働いて遊んで、今またレペットがしっくりきます。7cmのヒールを履いて踊るタンゴを始めたことで、ふくらはぎに程よい筋肉がつき、脚全体も引き締まったのでフラットもサマになる。カジュアルなアイテムもレディなファッションも程よいバランスを取ってくれるのがレペット。私の定番はヒールが3cmある「カミーユ」ですが、この秋の新作でクラシックなメリージェーンや、日本限定のレオパードも気になります。


Babies Georgia[ヒール1cm]¥66,000(レペット)

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ファッションは自由で楽しい! を体現するブランド「nadia」


トップス各¥50,600、パンツ各¥75,900(すべてnadia)

60年代のコケティッシュな雰囲気が好きなこともあり、昔からボトムスは基本ミニ丈。40代になり急に「もう大人だから脚は出さない!?」と自問自答しては、何を着たらいいのかわからなくなりました。好きなものと似合うものが違ってくるギャップに悩み、迷走し、そんな時期に出会ったのがデザイナーのnadiaさんが手がけるブランド「nadia(ナディア)」。「大人とはこうあるべき」に縛られていた私に、大人って自由で楽しいじゃない! ということを体現しているようなお洋服たちが、その時、自分が着ていた服をつまらなく感じさせてくれたのを強烈に覚えています。ミニ丈もパフッとした形も大好き! 鮮やかな色も着たい! もっと自由に楽しくファッションと向き合いたい! と思わせてくれたブランドです。


トップス¥50,600、スカート¥60,50(ともにnadia)

「大人に寄り添う新ブランド」スタイリスト永岡美夏さんのJournal de la mode vol.9
素肌に映える注目ブランドのカラージュエリー