旅先では日々の生活を忘れて食事も楽しみたいもの。観光地の中でも人気が高い京都と福岡で2023年に新しくオープンしたお店を4軒ピックアップ。ファインダイニングの名店からカジュアルに楽しめるお店もご紹介。
Goh（福岡）
福岡を代表するシェフの第一人者として世界中から愛される西中洲の太陽こと福山剛シェフは、オープンからちょうど20年目を迎えた2022年10月17日に「ラ メゾン ドゥ ラ ナチュール ゴウ」の幕を閉じてから、多くのファンが待ち望んだ新店舗「Goh」のオープン。
2023年1月11日にオープンした「Goh」は、もうすでに福岡のランドマークになっている010 BUILDING （ゼロテン ビル）の3階に、メニューや食材だけでなく、食器も一新しリスタートを切った。
今回の新店舗では、日本人にはそれほどなじみがないターブルドット。昨今世界中のトレンドにもなりつつスタイルで、家の主人とゲストとで1つの大きなテーブルを囲み食事を楽しむ、シェフとの距離がとても近いのが魅力。「Goh」でも、キッチンカウンターから店内入り口まで続く長テーブルで、キッチンの熱をそのまま感じられるようなデザインに。福山シェフらしい、福岡ならではの食材をフレンチのテクニックで調理されたお料理は、どれも思わずうなるほど美味しい。
2022年12月には、同ビル1階にて、タイを代表するガガン・アナンドとオープンさせたGohGan（ゴウガン）もオープンさせた。カジュアルに楽しみたいときにおすすめだ。
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さばたろう（福岡）
福岡・博多で知らない人はいないほどの人気店「藁焼（わらやき）みかん」の姉妹店、その名も「さばたろう」が赤坂にオープン。「さばたろう」は居酒屋スタイルから一転、朝7時オープンの朝ごはんのお店に。朝3回転、昼1回転の完全予約制のさばをメインにしたお店だ。
店主の末安拓郎が選び抜いた九州ならではの食材を、店主こだわりの食器でいただけるのも魅了のひとつ。オープン初日連日で大人気の理由は、末安大将のひたすら明るい人柄に加え、赤い土鍋で炊かれたご飯。しかも、ひとり1つのお釜で提供されるご飯は、店主自らが栽培したお米を使用しているとのこと。炊き立てでホクホクの白米に合う豊富なおかずとさばで、ご飯が想像以上にすすむ。
福岡といえば、ついつい深夜まで深酒してしまいがちだが、「さばたろう」でスッキリ爽やかな朝を迎えるのもお忘れなく。
