ユニークなレタッチ技術で街並みをヌーディーに表現する写真家・安藤瑠美写真展「Imaginary city」がセレクトショップBIN Tokyoで開催。コラボファッションアイテムも。

写真家・安藤瑠美の個展「Imaginary city」が東京・中目黒のBIN Tokyoで11月5日(日)まで開催。本展では東京とソウルで撮影された、新作約10点を含む作品が展示されます。また、今回の展示に合わせ、安藤瑠美作品とELEMENTARY STORE BINとのコラボレーション商品が、ハンカチやTシャツなど取り入れやすいアイテムで合計8種類展開。写真展情報を本人コメントとともに紹介します。

安藤瑠美 プロフィール

安藤瑠美

岡山県出身のフォトグラファー、レタッチャー。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業後、現在は東京を拠点に制作活動をしている。10代の頃は画家を目指し、大学進学をきっかけに写真の世界へとのめり込む。
2019年THE REFERENCE ASIA: PHOTO PRIZE 2019審査員優秀作受賞。

安藤瑠美 Instagram

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レタッチで浮かび上がる、東京とソウルで撮影された都市の佇まい

ユニークなレタッチ技術を用い、街並みをヌーディーに表現する写真家・安藤瑠美の個展「Imaginary city」。今回は東京とソウルで撮影された、新作約10点を含む作品が展示されています。

Imaginary city

作品の中に林立する、そのクリーンでカラフルなビル群に、どこか違和感を覚えるかもしれない。なぜなら本作は、「虚構の都市を写真で作る」というコンセプトのもと、人や電柱、窓、看板など、街の“ノイズ”をすべてレタッチで消しているからだ。さらに色彩を変え、雲や建築物までも合成することで、完全に虚構の風景が生み出されている。

今回は東京とソウルで撮影した写真を展示している。
会場では2つの都市の風景が重なり合い、協奏を奏でている。似ている部分もあれば違う部分もあるが、どちらにも共通しているのは、私が風景に対してある種のノスタルジーを感じた瞬間にシャッターを切ったことだ。

近現代の都市風景にある、なんでもない一場面。レタッチをすることで表出する、都市の佇まいを感じていただけると嬉しい。

安藤瑠美

ハンカチやTシャツ、パーカーなどのコラボレーション商品も展開

今回の展示に合わせ、安藤瑠美作品を使用したBINとのコラボレーション商品がハンカチやTシャツなど取り入れやすいアイテムで、合計8種類展開されています。

東京の写真を使用したアイテムは、CITY POPを感じさせる仕上がりに。ソウルの写真を使用したアイテムは、“SOUL”という単語の入った偉人の名言の、SOUL部分をSEOULとしたパロディ作品で、韓国語も入れ込んだデザインのPOPな仕上がりに。東京、ソウルそれぞれにウィットにとんだ商品が数量限定で販売されています。

コラボレーション商品に加え、安藤瑠美作品フォトブック、グッズなども販売されます。