理由その7:収入が不安定


年収が不安定
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自営業や個人事業主、給与が歩合制など、収入が不安定だと審査が厳しくなる傾向にあります。審査に必要な書類が増えたり、ローン契約に条件が付いたりすることもあります。

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理由その8:購入物件の資産価値が低い


住宅の値段
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物件の資産価値が低い場合、審査に落ちることがあります。金融機関は、返済が滞ったとき物件を売却することで残債を回収します。そのため、購入物件の建物や土地の資産価値が非常に低く、返済不能になったときの売却が難しい場合は、審査評価が下がってしまいます。

理由その9:事前審査と本審査の内容が異なる


チェックする人
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住宅ローンの審査は、事前審査と本審査の2回。もし事前審査と本審査の内容が異なれば、事前審査からのやり直しや、虚偽申告となり審査に通らないことも。事前審査と本審査の内容が異なる原因としては、転職や年収が下がった事例などが挙げられます。

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理由その10:連帯保証がつけられない


保証人
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通常、住宅ローンは保証会社と契約することにより連帯保証人は不要。しかし、ペアローンを組む場合で、お互いが親の土地に家を建てる時(収入合算)は、親が連帯保証人になることがあります。もし、それぞれが連帯保証を断った場合、審査が厳しくなります。

住宅ローンの事前審査に落ちないための対策は?


ローン審査
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事前審査をパスするには、落ちる理由をクリアしていればほぼ大丈夫。しかし、持病や年齢、自営業・個人事業主などは、条件をすべてクリアするのは難しいでしょう。その場合、以下の方法で住宅ローンの審査を通過できる可能性を上げることができます。

・団信契約必須でない金融機関を選ぶ
・他の借入は極力減らす
・返済額、返済期間を見直す
・頭金を多めに用意する
・ペアローン、親子ローンなども考慮に入れる
・複数の金融機関に申し込む

住宅ローンの審査に落ちた理由は、金融機関からは教えてはもらえません。しかし、他に大きなローンを抱えていないか、借入希望額が大きくないか、また年齢や過去の滞納などは、ある程度自分でチェック可能です。住宅購入を考えている方は、自分の状況を把握し、審査に通るよう早めから対策を考えましょう。