高齢者の口内炎の気をつけるべき種類や対策方法を解説

高齢者が気をつけるべき口内炎の種類

口内炎には以下のような種類が存在します。

義歯性口内炎
アフタ性腫瘍
口腔ガン
白板症
扁平苔癬(へんぺいたいせん)
口腔カンジダ症
帯状疱疹

一般的に”口内炎”と呼ばれるのはアフタ性潰瘍となり、口腔内を清潔にすれば1週間〜2週間ほどで完治します。

しかし、高齢者がなりやすい義歯性口内炎や口腔カンジダ症は放置すれば治るという口内炎ではありません。

義歯性口内炎は、義歯が粘膜に触れ続けることで発生する口内炎となるため、義歯の噛み合いが悪いことを解消する必要があります。

口腔カンジダ症はカビの一種が口腔粘膜に発生することで生じる口内炎で、寝たきりの高齢者によくみられる症状です。

口腔カンジダ症は自然治癒ではなく、抗真菌薬を用いた治療が必要です。

このように、口内炎の種類によっては自然治癒できないものも多く、高齢者によく見られる口内炎は医師による治療が必要なケースも多いのです。

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まとめ

本記事では、高齢者の口内炎の原因や対策方法、気をつけるべき種類などについて詳しく解説しました。

口内炎の一般的なイメージは口の中が腫れて痛いというだけですが、高齢者の口内炎は重症化するケースも多いため、1週間〜2週間ほどで完治しない場合や、明らかに普通の口内炎ではない場合は早めに医師に相談することが大切です。

ぜひ本記事を参考にして高齢者の口内炎についてチェックしてみてください。